火星-15報道:写真か動画がありそう

    火星-15は、TELより発射。

    「元帥様」大満足と。

    記念写真も。

    残念ながら、動画や写真はまだない。

    放送中

    「<録画実況>敬愛する最高領導者金正恩同志をお迎えして開催された大陸間弾道ロケット試験発射成功記念音楽舞踊総合公演」:「北極星-3」らしきミサイルも (2017年7月13日 「朝鮮中央TV」)

    2017年7月13日、「朝鮮中央TV」で放送された「<録画実況>敬愛する最高領導者金正恩同志をお迎えして開催された大陸間弾道ロケット試験発射成功記念音楽舞踊総合公演」では、『共和国ロケット兵行進曲』の背景スクリーンに「首領様」の時代から続けられてきたミサイル開発の珍しい写真が数多く紹介された。

    いつか、これらの写真をしっかりと見ようと思いつつ、塩漬けにしてしまっていたが、38 Northで背景に写った1枚の写真や衛星写真を使いながら、北朝鮮が実戦配備用のSLBM搭載可能な潜水艦を建造しているようだと報じた。

    38 North, North Korea’s Submarine Ballistic Missile Program Moves Ahead: Indications of Shipbuilding and Missile Ejection Testing, http://www.38north.org/2017/11/sinpo111617/

    同記事では、下記の写真を「新浦南造船所のようだ」としている。
    20171118 slbm new
    Source: KCTV, 2017/07/13

    他の写真もよく見ていたら、これまで「設計図」でしか公開されていなかった「北極星-3」の実物も写っているような写真があった。人の影に入ってしまっているが、一番上の文字は「北(북)」のように見え、数字は形状からして「2」ではなく「3」のように見える。色合いは夜間の撮影なので分かりにくいが、白っぽく見え、だとするとSLBMの「北極星」シリーズになる。ペイントした胴体部分だけの可能性もあるが、8月23日の「設計図」公開を前に、本体を見せていたのかもしれない。しかし、どこかの研究機関やマスコミがこの写真について触れている可能性はあるものの、「設計図」ほど大騒ぎにはならなかった。そんなこともあり、北朝鮮の「ちょい見せ」意図が外れ、8月末に設計図で再び「ちょい見せ」をしたのかもしれない。
    20171118 hks-3
    Source: KCTV, 2017/07/13

    その他では、「火星-7」の写真も珍しい。これまで未公開だったかどうかはさておき、私は初めて見た。
    20171118 hw-7
    Source: KCTV, 2017/07/13

    また、「弾頭-8 シンポ」と書かれた弾頭部の写真もあった。
    20171118 sentou-8 sinpo
    Source: KCTV, 2017/07/13

    公演全編をHD画質の動画に曲名日本語字幕を付けてアップロードしておいたので、楽曲を楽しみつつ、写真を堪能して頂きたい。

    Source: KCTV, 2017/07/13

    北朝鮮から飛んできたビラか?文字表記が微妙 (2017年11月15日)

    南朝鮮に浸透した探査隊員から、軍事分解線に近い地域(民統線以南)で回収したというビラをもらった。

    金日成大元帥様は、共和国の永遠なる主席 朝鮮民主主義人民共和国創建69周年 (1948-2017)
    dprk bill1

    今年の9月9日前後に飛んできたビラのようだが、「周年(주년)」という表現が北朝鮮らしくない。北朝鮮では、通常「돐」という固有語を使っている。『労働新聞』のサイトで「周年」を検索すると、主として韓国で行われた何らかの行事の紹介記事に使われている。

    偉大な金日成主席様は、1948年9月9日、朝鮮民主主義人民共和国を創建され、共和国を世界が仰ぎ見る天下第一強国、民衆が主人となった地上の楽園として輝かせて下さった。 ~白頭会~
    dprk bill 2

    裏面には、北朝鮮国章の下にこのように書かれている。こちらで気になるところは、「輝かして下さった(빛내여주시었다)」という部分である。

    北朝鮮文化語では、「빛내여주시다」と表記すべきところを「빛재여주시다」と表記している。この表現は、北朝鮮でしばしば使う表現なので、『労働新聞』HPで検索するとたくさん出てくるが、いずれも後者の文字が使われており、前者は出てこない。さらに、興味深いところは「빛내」の部分だけ、北朝鮮表記になっている点である。韓国であれば、「빛내」とするはずである。

    可能性としては、韓国の親北団体がビラを作成するときに朝鮮表記にし忘れたのか、逆に北朝鮮が南朝鮮人民がばらまいたことにするために南朝鮮表記にしようとしたが、北朝鮮表記が残ってしまった、こんなところではないだろうか。

    雨に何回も濡れた後だと思われるが、紙の状態も印刷の状態もかなり良い。こうした点からすると、北朝鮮の平均的な印刷や紙よりも良いので親北団体が作成した可能性もあるが、北朝鮮が対南工作のために金を掛けても高級紙と高級インクを使って印刷した可能性も排除できない。

    「白頭会」という団体は、ネットで検索すると朝鮮総連系の人々がスポーツ同好会の名称として使っている事例が見つかる。

    「駐マレイシア北朝鮮大使48時間以内国外退去」がトップ記事のThe Starを取る北朝鮮大使館員ユ・ソン (2017年3月6日 「The Star」)

    6日、The Starによると、5日、北朝鮮大使館員ユ・ソンと共に男性、女性、女の子が乗った車が大使館を出たという。男性は鞄で顔を隠していたので、誰かは確認できなかったと。現在、マレイシアには1000人を越える北朝鮮人が滞在しているということなので、特定は難しい。大使館に匿われているとされる高麗航空社員の可能性はあるが、マレイシア警察がこの車を尾行したとは報じられていない。大使館ナンバーの車であれば、停止させる以上のことはできないはずだが、尾行は問題ない。ましてや、北朝鮮大使が国外退去を要請されるほど外交関係が悪化していれば、大使館の車両を尾行することなど外交儀礼も何もあったものではない。

    今日から、マレイシアに入国する北朝鮮人はビザが必要になった。既に滞在中の北朝鮮人については、ビザの更新までは特段の措置はとらないとしているが、更新時点で厳しく審査されることになろう。

    歴史に残りそうなとても良い写真があったので引用しておく。
    main_ax_0603_P2a_40p_ax_1.jpg
    Source: The Star, Embassy still under siege, http://www.thestar.com.my/news/nation/2017/03/06/embassy-still-under-siege-media-frenzy-continues-as-pressmen-gather-at-n-korean-mission/

    「<詩> 爆風 シン・ムンギョン」:1月6日を特別な日に?、誕生日変更? (2016年1月13日 「労働新聞」)

    13日付けの『労働新聞』に「水素弾」関連の詩が6編掲載されている。全てではないが、詩を読むと「1月」を特別な月にしたい、特に、1月6日を特別な日にしたいという雰囲気が伝わってくる。2013年の核実験は2月12日に行われており、同月16日の「光明星節(金正日の誕生日)」の4日前であり、この実験は「光明星節」への「祝砲」であり、「元帥様」の「将軍様」に対する忠誠心の表出という位置づけであったといえよう。

    今回、1月に実験が行われたのは、当初から「元帥様」の半非公式な誕生日である1月8日への「贈り物」説が出ていたが、どうやら「贈り物」ではなく、1月を特別な月にする、もっと言えば「元帥様」の誕生日を公式化するためのセレモニーのような気がしてきた。「元帥様」の誕生日を今日に至るまで半公式の状態にしておいたのは、他でもない「お母様」問題があるからであろう。しかしながら、日本からの帰国者である高英姫を「お母様」とするには抵抗があるのか、未だに公式化されていない。そこで、「水素弾」を「爆発」させた1月6日を朝鮮民族にとって「民族的な壮挙」を実現した日とすることで、そのまま6日を誕生日としてしまうのか、その2日後を誕生日とするのか、8日は「軍民連歓大会」の舞踏会や「祝砲発射(花火大会)」が行われている。誕生日まで行くかどうかは分からないが、1月が何か特別な月となっていきそうな雰囲気がある。

    以下、『労働新聞』に掲載された「爆風」を翻訳しておく。

    **************
    爆風
    폭풍

    シン・ムンギョン
    신문경

    水素弾の爆風は一瞬
    수소탄의 폭발은 한순간

    だが
    허나

    爆風は切れ目なくこの惑星を震撼している
    폭풍은 끊임없이 이 행성을 진감한다
    歓喜に煮えたぎる胸と胸に
    환희에 끓는 가슴과 가슴들에
    大陸と大洋を超越しながら
    대륙과 대양을 넘고넘으며

    正義に煮えたぎるこの疆土の地心で
    정의로 끓는 이 강토의 지심에서
    爆発したそれは水素弾の力なのだろうか
    터져오른 그것은 수소탄의 힘인가
    尊厳を命のように大切にしてきたこの国の人民が
    존엄을 목숨처럼 여겨온 이 나라 인민이
    5千年抱いてきた強大国の夢だ
    5천년을 품고 온 강대국의 꿈이다
    民族が抱いてきた祝願の噴出だ
    민족이 안고 온 숙원의 분출이다

    堂々たる自衛の選択
    당당한 자위의 선택
    水素弾の目映いその閃光が差し込んでくる
    수소탄의 눈부신 그 섬광에 비껴온다
    繁栄の万里大路を見詰めながら
    번영의 만리대로를 내다보며
    勝利者の笑いをたたえる誇り高い人民の姿が
    승리자의 웃음짓는 긍지높은 인민의 모습이
    そして、見えてくる
    그리고 보여온다
    最後の一息を求める敵共のそのなれの果てが
    마지막숨을 톺는 원쑤들의 그 몰골이

    どんな言葉で歌おうか、民族のこの大慶事
    무슨 말로 노래하랴 민족의 이 대경사
    よくやった、朝鮮よ
    장하다 조선아
    この惑星の地殻を揺すり
    이 행성의 지각을 뒤흔들어
    自主の軌道に打ち立てた我が祖国
    자주의 궤도에 올려세운 내 조국
    あらゆる不義と圧制の鎖を
    온갖 불의와 압제의 사슬을
    地球の外に放り出す先軍の爆風よ
    지구밖으로 휩쓸어던지는 선군의 폭풍아

    私の手に伝わる
    내 손을 더듬어
    ドキドキ、鼓動するこの心臓に
    쿵쿵- 높뛰는 이 심장에
    朝鮮公民の証票を熱く押し当てる
    조선공민의 증표를 뜨겁게 눌러대인다
    そして大声で再び歌い叫ぶ
    그리고 목메여 다시 불러 외운다
    私は強大国の人民
    나는 강대국의 인민
    尊厳高い祖国の息子
    존엄높은 조국의 아들

    なにをもっても押さえつけることができず
    그 무엇으로도 누를길 없고
    寝かしつけることができないこの爆風は
    잠재울길 없는 이 폭풍은
    数千万の心臓に爆発を連鎖させる
    수천만의 심장에 폭발을 련쇄한다
    富強祖国建設の戦区戦区で
    부강조국건설의 전구들마다에
    勝利の歓声として上がり続ける
    승리의 함성으로 련이어 터져오르리

    おお、民族が永遠に感謝の挨拶を捧げる
    오,민족이 영원토록 고마움의 인사를 드릴
    希世の霊将金正恩将軍
    희세의 령장 김정은장군
    大胆なそのお方の大きな心臓と
    담대한 그이의 크나큰 심장과
    人民の心臓が一つとなり
    인민의 심장이 하나가 되여
    限りなく爆発する朝鮮の爆風よ
    끊임없이 터져오르는 조선의 폭풍이여

    その始まりがまさに今日だ
    그 시작이 바로 오늘이여라
    2016年1月6日
    2016년 1월 6일
    この爆風は
    이 폭풍은
    富強朝鮮の万代を開くであろう!
    부강조선의 만대를 열어가리라!

    『労働新聞』、「폭풍」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2016-01-13-0012
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

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