「米国と追従勢力共は、我々千万軍民の研ぎ澄まされた滅敵の気性を直視すべきだ-朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマン声明」:例によって「日本は沈める」と (2017年9月14日 「朝鮮中央TV」)

    日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/09/14

    14日、「朝鮮中央TV」など、北朝鮮メディアが報道。

    ***************
    米国と追従勢力共は、我々千万軍民の研ぎ澄まされた滅敵の気性を直視すべきだ
    미국과 추종세력들은 우리 천만군민의 서리발치는 멸적의 기상을 똑바로 보아야 한다
    朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマン声明
    조선아시아태평양평화위원회 대변인성명

    去る8月7日、朝鮮民主主義人民共和国は、万一、米国が我々を圧殺しようと無謀な試みを止めずに軽挙妄動するならば、我々は、いかなる最終手段も躊躇なく使うという厳重な声明を発表した。
    지난 8월 7일 조선민주주의인민공화국정부는 만일 미국이 우리를 압살해보려는 무모한 시도를 걷어치우지 않고 경거망동한다면 우리는 그 어떤 최후수단도 서슴지 않고 불사할것이라는 엄정한 성명을 발표하였다.

    9月10日には、朝鮮民主主義人民共和国外務省も米国が国連安全保障理事会でより極悪で不法無法の対朝鮮「制裁決議」をデッチ上げる場合、我々は米国に史上類例のない困惑をさせると警告した。
    9월 10일에는 조선민주주의인민공화국 외무성도 미국이 유엔안전보장리사회에서 보다 더 혹독한 불법무법의 대조선《제재결의》를 끝끝내 조작해내는 경우 우리는 미국으로 하여금 사상 류례없는 곤혹을 치르게 만들것이라고 경고하였다.

    これは、空言を知らない共和国の変わらぬ公式立場である。それにもかかわらず米国は、9月12日、国連安全保障理事会の手下共を動員し、新たな対朝鮮「制裁決議」第2375号をデッチ上げる横暴で卑劣な国家テロ犯罪を再び犯した。
    이것은 빈말을 모르는 공화국의 변함없는 공식립장이다.그럼에도 불구하고 미국은 9월 12일 유엔안전보장리사회의 거수기들을 동원하여 새로운 대조선《제재결의》 제2375호를 조작해내는 횡포하고도 비렬한 국가테로범죄를 또다시 저질렀다.
    このニュースを聞いた共和国の千万軍民は、昼強盗米帝に対する湧き出す憤怒と、その追従勢力に対する憎悪を煮えたぎらせながら、全国家的、全人民的反米対決戦に山のように立ち上がった。
    이 소식에 접한 공화국의 천만군민은 날강도 미제에 대한 치솟는 분노와 그 추종세력들에 대한 증오로 심장을 끓이며 전국가적, 전인민적반미대결전에 산악같이 떨쳐나섰다.

    朝鮮アジア太平洋平和委員会は、報復の一念で燃える我々の軍隊と人民の声をそのままこの声明に込める。
    조선아시아태평양평화위원회는 보복일념으로 불타는 우리 군대와 인민의 목소리를 그대로 이 성명에 담는다.

    今、我々千万軍民は「制裁決議」でっち上げの主犯である米国野郎共を狂犬のように棒きれで叩いて捕まえなければならないと皆が強く主張している。
    지금 우리 천만군민은 《제재결의》조작의 주범인 미국놈들을 미친개처럼 몽둥이로 때려잡아야 한다고 한결같이 강하게 주장하고있다.

    米国野郎共は、世紀を継いで我々人民を殺戮し、生きられないよう意地悪をしている不倶戴天の敵だ。このまま生かしておくわけにはいかないオオカミの群れだ。我々の自主権、生存権を無残に踏みにじる昼強盗集団を容赦してはならない。我慢にも程がある。米帝侵略者共を撲滅するときが来た。米国の地を焦土化しよう。暗黒の世界にしよう。今まで周到に準備した報復手段を総動員し、我々の恨みを晴らそうと、皆要求している。
    미국놈들은 세기와 세기를 이어 우리 인민을 살륙하며 못살게 굴고있는 철천지원쑤이다, 그대로 살려둘수 없는 승냥이무리이다, 우리의 자주권, 생존권을 무참히 짓밟고있는 날강도무리들을 용서해서는 안된다, 참을성에도 한계가 있다, 미제침략자들을 박멸할 때가 되였다, 미국땅을 초토화하자, 암흑세계로 만들자, 지금까지 차근차근 준비한 보복수단을 총동원하여 우리의 한을 풀자고 한사람같이 요구해나서고있다.

    米国の制裁騒動に便乗し、軽々しく行動している日本の島国野郎共に対する非難の声もまた強く出されている。
    미국의 제재소동에 편승하여 새망을 떤 일본의 섬나라족속들에 대한 지탄의 목소리 또한 거세게 터져나오고있다.

    千年宿敵、日本野郎の姿を見るほど腹立たしい。我々人民に対して絶対に拭うことができない罪を犯しても一度の謝罪もきちんとせず、米国の「制裁」太鼓に合わせて踊りながら、憎らしく騒ぎ立てる奸悪なチョッパリ共をやりたい放題にさせてはならない。日本列島上空を飛び越える我々の大陸間弾道ロケットを見ても、まだ正気に戻れず、ふざけている日本野郎共にしっかりと我々の力を見せてやらなければならない。たわいもない日本列島の4つの島を主体の核弾で海の中に沈めなければならない。日本はこれ以上我々の近くに置いておくべき存在ではない。これが我々の軍隊と人民の激怒した声である。
    천년숙적 왜놈들의 꼴을 볼수록 눈에 불이 인다, 우리 인민에게 천추에 씻지 못할 죄를 짓고도 사죄 한번 제대로 하지 않고 미국의 《제재》장단에 춤추며 가증스럽게 놀아대는 간악한 쪽발이들을 가만두어서는 안된다, 일본렬도상공을 날아넘는 우리의 대륙간탄도로케트를 보고도 아직 정신을 덜 차리고 못되게 나오는 일본놈들에게 단단히 본때를 보여주어야 한다, 보잘것없는 일본렬도의 4개 섬을 주체의 핵탄으로 바다속에 처넣어야 한다, 일본은 더이상 우리 가까이 둘 존재가 아니다, 이것이 우리 군대와 인민의 격앙된 목소리이다.

    南朝鮮傀儡共に対する憤怒はさらに鋭い。
    남조선괴뢰들에 대한 분노는 더욱더 서리발친다.

    同族の皮を被った米国の犬が、まさに傀儡逆賊共だ。もっと強い「制裁」で同族を圧迫しなければならないと、あまりにも醜く騒ぎ立てている。これ以上のさばらせることができない傀儡共から黙らせよう。火の海にしてで親米逆賊共を掃討しよう。そうすれば我々民族全てが統一された一つの郷土で世界が羨むようにさらに強盛繁栄できると叫んでいる。
    동족의 껍데기를 쓴 미국의 개가 바로 괴뢰역적들이다, 더 강한 《제재》로 동족을 압박해야 한다며 너무나도 추하게 놀아대고있다, 더이상 설쳐대지 못하게 괴뢰들부터 되게 다스리자, 불마당질로 친미역적무리들을 쓸어버리자, 그러면 우리 민족모두가 통일된 한강토에서 세계가 보란듯이 더욱 강성번영할수 있다고 웨치고있다.

    人類の平和と安全は捨て去り、米国の盗用機構に転落した国連安全保障理事会に対する我々千万軍民の激烈な糾弾もまた火の夕立のように降り注いでいる。
    인류의 평화와 안전은 줴버리고 미국의 도용기구로 전락된 유엔안전보장리사회에 대한 우리 천만군민의 격렬한 성토 또한 불소나기처럼 쏟아져나오고있다.

    米国に言われるがままに奔走する機構の烏合の衆共に対する憎悪で歯がガタガタする。国連安全保障理事会というのは、世界の平和と安全を保障する機構ではなく、逆に無残に破壊する悪魔の機構だ。正義も道義も良心も全て投げ捨て、対朝鮮「制裁」に手を挙げた図体に見合わない国々と、ドルの誘惑に屈服した国々の行いは見るに忍びない。このような国々が集まっているところが、国連安全保障理事会なら、そのような機構がいったい誰に必要なのか。直ちに解体してしまわなければならないというのが、我々千万軍民の強力な要求だ。
    미국이 하라는대로 놀아대는 기구의 어중이떠중이들에 대한 증오로 치가 떨린다, 유엔안전보장리사회라는것은 세계의 평화와 안전을 보장하는 기구가 아니라 도리여 무참히 파괴하는 악마의 도구이다, 정의도 도의도 량심도 다 줴버리고 대조선《제재》에 손을 든 덩지값 못하는 나라들과 딸라의 유혹에 굴복한 나라들의 작태 민망스럽기 그지없다, 이런 나라들이 모여있는 곳이 유엔안전보장리사회라면 그런 기구가 도대체 누구에게 필요한가, 당장 해체해버려야 한다는것이 우리 천만군민의 강력한 요구이다.

    米国と追従勢力に向けられた激怒の声は、まさに朝鮮人民の声明である。
    미국과 추종세력들을 향한 이 격노한 목소리들은 그대로 조선인민의 성명이다.

    米国と敵対勢力共は、しっかりと知らなければならない。犬が吠えても山が崩れることはなく、腐った網にも満たない「制裁」が怖くて、躊躇ったり、やるべきことができない我々軍隊と人民ではない。
    미국과 적대세력들은 똑똑히 알아야 한다.개가 짖는다고 하여 산이 무너지는 법은 없으며 썩은 그물보다도 못한 《제재》가 무서워 주춤하거나 할바를 못할 우리 군대와 인민이 아니다.

    極悪な「制裁決議」でっち上げは、我々に信じられるものは、自分の手に握った自衛的核兵力だけであり、天が崩れ落ちても、地に穴が開いても、並進の一路だけを進むという不変の意志をさらに固くさせている。米国とその追従勢力は、地球も割ることができる絶対的な力を手にし、滅敵の活火山を爆発させる我々千万軍民の恐ろしい気性を直視し、むやみに騒ぎたててはならない。
    극악한 《제재결의》조작은 우리로 하여금 믿을것은 오직 자기 손에 틀어쥔 자위적핵무력뿐이며 하늘이 무너지고 땅이 꺼져도 병진의 한길로만 나아가려는 불변의지를 더욱 억척같이 벼리게 하고있다.미국과 그 추종세력들은 지구도 깨버릴 절대적힘을 틀어쥐고 멸적의 활화산을 터뜨리는 우리 천만군민의 무서운 기상을 똑바로 보고 함부로 날뛰지 말아야 한다.

    主体106(2017)年9月13日
    주체106(2017)년 9월 13일
    平壌
    평양

    北朝鮮、どう説明するのか、本当に「極めて深刻な事態」とはまさにこのこと (2017年8月29日)

    夜になり短波の伝搬状態が良くなり、断続的に「平壌放送」や「朝鮮中央放送」を聞いているが、今朝のミサイル発射に関する言及はない。あるとすれば、「朝鮮中央TV」が終了するこれから1時間以内ぐらいの間に、何らかの「声明」を出すのであろうが、雰囲気的には、明朝、「朝鮮中央通信」が報じるまで何も言わないような気がする。

    日本列島を飛び越したこと自体は、北朝鮮のミサイル性能からすれば脅威でも何でもない。Savelsberg先生も「火星ー10(ムスダン)でも十分に可能」と言っているので、そのこと自体、今更騒ぎ立てることではない。

    問題は、北朝鮮が今回の発射をどう説明するのかである。1998年に「光明星-1」が日本上空を通過したとき、北朝鮮は「地球観測衛星」だったと主張した。その実体がミサイルであったとしても、とにかく、北朝鮮は軍事的な威嚇や攻撃のためではない、「地球観測衛星」の発射だったと主張した。

    では、明朝、北朝鮮は今回の発射をどう説明するのだろうか。「地球観測衛星」の発射であったと主張する可能性もゼロではない。そうであれば、実体がミサイルであったにせよ、北朝鮮の日本領空を通過する飛翔体についてのスタンスは変わっていないことになる。

    しかし、今回の発射が、新型であれ旧型であれ、「中長距離弾道ロケット」だったと発表すれば、これはこれまでになかった事態となる。上記のように、技術的には既にいくらでもできる状況にあったとしても、日本の上空を通過した飛翔体が「中長距離弾道ロケット」であると公言するのは初めてだからである。

    「中長距離弾道ロケット」で、今回は「周辺国に危険を与えないような超高角発射」ではないので、それをどう説明するのか。米国に対する「警告」だとして、「追従勢力」であるにせよ日本上空を通過させたことについてどう説明するのか、この点については注目しなければならない。

    「極めて深刻な事態」という言葉は、日本首相は官房長官の口から何回も聞いてきたが、今回、北朝鮮が飛翔体をどう説明するか次第で、日本にとっては政治的に実に「極めて深刻な事態」ということになる。

    「朝鮮中央放送」:1910年8月29日「日帝は」朝鮮併合と (2017年8月29日 「朝鮮中央放送」)

    「朝鮮中央放送」を聴取していたら、朝鮮併合に言及。ミサイル発射と関連づけているわけではないが、8月29日、日本に向けてミサイルを発射する理由は充分にある。

    『聯合ニュース』を眺めているが、韓国にとっても重要なはずの「8月29日」とミサイルを関連させた記事はない。

    北朝鮮、ミサイル発射、高度550km、飛距離2700km、北海道上空通過し太平洋に落下、Jアラート(2017年8月29日 「聯合ニュース」)

    29日、「5時57分、スナンより北朝鮮がミサイルを発射、ミサイルは高度550kmに達し、2700km飛行、北海道上空を通過し、太平洋に落下」と『聯合ニュース』などが報じた。

    『聯合ニュース』、「北, 평양일대서 탄도미사일 발사…日상공 통과 북태평양 낙하(종합)」、http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2017/08/29/0505000000AKR20170829010754014.HTML?template=2085

    日本では、Jアラートが6時02分に出されたとも。

    『ねとらぼ』、「北朝鮮ミサイル発射でJアラート発令 不審物を見かけた際には絶対に近寄らないで」、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000022-it_nlab-life.view-000

    今回発射されたのが「火星-12」型と想定し、過去記事に書いたSavelsberg先生からいただいたシミュレーションのグラフで確認すると、15分後に落下することが分かる。今回の発射では、「6時12分頃に落下」と報じられているので、15分というこの数字と同じである。

    Google Earthで見ると、北海道までの距離は約1500kmであり、単純に割り算をすると、約8分後には北海道上空を通過したことになる。するとJアラートは、ミサイルが上空を通過する3分前か、まさに通過中に出されたものと思われる。
    20170829 ggm1
    Source: Google Earth

    発射方向にもよるが、高い確率で北方領土上空も通過しており、ロシアとの関係にも影響を与える可能性がある。

    北朝鮮のラジオ放送は、今のところ何も報じていないようだ。いつも聞いている周波数では、この時間、北京放送の日本語放送が行われているので、北朝鮮の朝鮮語放送は聞こえなくなっている。

    <追記: 2017/08/29 0830>
    9650KHzで放送されている「朝鮮の声放送」と同じ周波数で放送されている、平壌放送で「金正恩将軍賛歌」を流していたので、その後、何かアナウンスがあったかも知れないが、「朝鮮の声放送」日本語放送で、聞こえなくなってしまった。「敬愛する最高領導者・・・」と言っているのだが。

    <追記2: 2017/08/29 0921>
    日本首相安倍は、「「発射直後から北朝鮮ミサイルの動きは完全に把握していた。国民の生命と安全を守る万全な態勢を取っている」と述べたそうだが、本当だろうか。北海道にPAC-3が配備されているのだろうか。できることとできないことをきちんと国民に説明するのが、首相の責務。

    『毎日新聞』、「<北朝鮮ミサイル>安倍首相「発射直後から完全に把握」、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000014-mai-pol

    <追記3: 2017/08/29 0946>
    拙宅の近くには軍用空港があるのだが、気のせいかも知れないが、今朝からジェット戦闘機の音がかなり頻繁に聞こえている。今も、北方向に戦闘機が1機飛んでいった。

    <追記4: 2017/08/29 0953>
    戦闘機の音はずっと聞こえている。11680KHzで「朝鮮中央放送」がかなりクリアに聞こえるようになったが、今のところ音楽を流している。

    <追記5: 2017/08/29 1010>
    日本外相河野が、北朝鮮が北海道方向にミサイルを発射したことについて、「北朝鮮、少しひるんだか」と発言。この発言、裏を返せば、「どうせ発射するなら、グアム方向に発射してみろ」と言っているようなもの。北朝鮮が、仮にもグアム方向に向けて発射すれば、どういう事態が想定されるか分かって言っているのであろうか。とても一国の外相とは思えぬ、ネトウヨレベルの戯言。

    『朝日新聞デジタル』、「北海道周辺に発射『北朝鮮、少しひるんだか』」、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000019-asahi-pol

    <追記6: 2017/08/29 1025>
    『労働新聞』HPの記事が29日のものに更新された。米国を非難する記事では「我々の力と意志を正しく見なければならない (우리의 힘과 의지를 똑바로 보아야 한다)」という記事があるが、ミサイル発射に関連する直接的な言及はない。

    『労働新聞』、「우리의 힘과 의지를 똑바로 보아야 한다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2017-08-29-0030

    <追記7: 2017/08/29 1029>
    「朝鮮中央放送」、平壌時間10時の報道。トップは普通のニュース。

    <追記8: 2017/08/29 1049>
    『聯合ニュース』、韓国空軍が「有事に敵指導部を焦土化する空軍の対応能力を再度確認した ( "유사시 적 지도부를 초토화하는 공군의 대응 능력을 재차 확인했다")」と、9時30分に江原道で「北朝鮮指導部撃滅訓練」をしたと発表。北朝鮮を刺激すること必至。

    『聯合ニュース』、「공군, 北미사일 발사대응 '적지휘부 격멸' 실무장 폭격훈련」、http://www.yonhapnews.co.kr/politics/2017/08/29/0505000000AKR20170829072500014.HTML?template=2087

    <追記9: 2017/08/29 1130>
    「襟裳岬沖1180km」とのことなので、襟裳岬から半径1180kmの円を描いてみた(黄色い円)。そして、平壌から北海道最北端付近と最南端付近を通過する直線を引いた(赤線)。この範囲で襟裳岬を通過する緑の線と黄色い円周の接点付近が落下地点だと思われる。だとすると、北朝鮮は、巧みにロシア領空通過を避けるようにミサイルを発射しており、さらに通過コースのすぐ南には、三沢飛行場がある。米軍と日本をまとめて威嚇しつつ、ロシアを避けるコースだと言えよう。また、このコースだとすると、人口密集地の函館上空を発射後7分30秒(上記算出根拠による)ぐらいで通過していることになる。

    さらに、北朝鮮が三沢か函館を目標に射程1000kmで発射したと過程すると、発射後7分~8分で着弾していることになる(上記、Savelsberg先生のシミュレーションから算出)。Jアラートが6時2分に鳴ったとして、3~4分で何ができるというのか。

    20170829 erimo1
    Source: Google Earth

    <追記10: 2017/08/29 1230>
    「朝鮮中央放送」、平壌時間12時にも通常ニュース。

    <追記11: 2017/08/29 1650>
    Savelsberg先生よりメールが来て、「高度550kmというのは、火星ー12だとすると、飛行距離からすれば低すぎる気がする」と。

    <追記12: 2017/08/29 1703>
    再びSavelsberg先生よりメール。「火星ー12だとすると、相当に重いペイロードでの発射で、実際の核弾頭に近い重量のペイロードでの実験をしたと主張する人も出てくるだろう」と。しかし「逆にムスダン(火星ー10)のペイロードを減らせば、このような軌道もあり得る」とも。「元帥様」が「国防研究院」を「現地指導」し、炭素繊維を見ていたので、炭素繊維を使ってムスダンを軽量化した可能性について、同先生に質問しておいた。

    <追記13: 2017/08/29 2005>
    Savelsberg先生よりメールの返信。炭素素材を使った発射については否定的。特に、液体燃料を使ったミサイルでは、「(自分は化学者ではないが)UDMHは浸食製が強いので、炭素素材を溶かす可能性がある」と。もし、炭素素材を使ったならば、固形燃料を使うミサイルであったはずだと。

    「4つの塊の氷」:日本を舞台にした現代小説、安倍副官房長官も登場 (2017年8月23日 「uriminzokkiri」)

    23日、「uriminzokkiri」に、「4つの塊の氷」という「長編小説」が掲載された。この「長編小説」は、2016年7月に書かれたもので、2017年に「平壌出版社」から出版されている。

    01.jpg
    Source: uriminzokkiri

    パラパラと飛ばしながら読んでみただけなので、全体の内容は正しく把握できていないが、「ニシハラ」という「首相」と繋がりがある右翼系宗教関係者が、「天皇」と繋がりがある「孫娘」と共にタイで「アジア正義連合」という組織に属する何者かに殺され、その事件の背景を「警察庁対外問題局のムラヤマ課長」という刑事が解明していくというストーリーのようである。「天皇」と関係がある「ニシハラ」と孫娘を殺害し、「天皇」の戦争責任をクローズアップさせようというのが「アジア正義連合」の狙いのようなことが書かれている。

    興味深いのは、登場人物に実在する人物で含まれている点である。ざっと見ただけでも「ナカガワ経済産業相」(小泉政権下で経済産業相を務めた中川昭一と思われる)、「アベ内閣官房副長官」(小泉政権下で安倍晋三は内閣官房副長官)などが登場している。「首相」は「首相」とだけ書かれており、実名は出てこないようである。

    全体を通して読んでみないと分からないが、日本の右傾化に反対する内容ではないかと想像される。読み進んだら、追記を書く。
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「副部長同志」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    Visitors
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    QRコード
    QR