「何を狙った『同盟強化』騒動なのか」:日米合同訓練と桂・タフト協定を結びつけて批判 (2017年8月14日 「uriminzokkiri」)

    KCTVストリーミングの管理者が夏休み中なのか、8月15日を迎えようとしているというのに、ストリーミングが流れてこない。

    14日、uriminzokkiriにアップロードされた動画。興味深いのは、「8月末に米韓合同でパトリオット3展開訓練の悪巧みをしている」と言っている点。「8月中旬」までに「グアム島水域包囲計画」が上程され、「元帥様」が承認をすれば、8月末の米日の「悪巧み」などできなくなるはずだが。

    日本語字幕付き。

    Source: uriminzokkiri, 2017/08/14

    「PAC3 高知駐屯地にまず配備、北朝鮮のミサイル発射に備え」:予告されて配備が現実 (2017年8月12日 「TBS系」)

    「先手必敗」というコメントに返信を書いていたら、長くなったので、記事にすることにした。

    朝米にとって「先手必敗」という状況の中で、慌てているのが「追従勢力」である。日本政府は、北朝鮮に名指しされた県にPAC-3配備を進めているという報道があった。

    『TBS系』、「PAC3 高知駐屯地にまず配備、北朝鮮のミサイル発射に備え」、https://news.yahoo.co.jp/pickup/6250207

    万が一に備えること自体は悪いことではないが、それでも結局、日本のミサイル防衛というのは、公然と予告されてやっと対応できるレベルであることが露呈した形である。これは、北朝鮮がさんざん予告した上で発射した「地球観測衛星打ち上げロケット」の時も同じであったが、今回は「地球観測衛星」ではないく、ミサイル、もしかしたら核弾頭が装着されたミサイルなので危機のレベルは違う。

    まだ中国にいるが、会議で立ち話をした日本を研究している中国人研究者に「日本は、いよいよ集団的自衛権を行使することになりますね」と言われた。実は、私も日本メディアで報じられた記事のヘッドラインを読んだときは、そう思った。しかし、中を読んでいくと、領空通過は黙認、本体や部品等が日本領域に落下したときのみ迎撃するということのようだ。これは、正しい判断である。

    ゴルフの「お友達」トランプ様のために、始まってもいない戦争に自ら進み出て、日本列島からグアムに至るどの海域に着弾するのかもわからない北朝鮮のミサイルを撃ち落とせば、北朝鮮は日本に対して報復するであろう。同じゴルフの「お友達」でも加計とは異なる次元の話である。

    ミサイルを撃ち落とすのであれば、韓国に配備されているTHAAD、日本海か東シナ海に展開する米軍の迎撃ミサイル、さらには、公開されていないX兵器でも使って米軍に撃ち落としてもらえばよい。

    グアムでは、核攻撃された際に取るべき行動に関する指示が出されたそうだ。日本の新聞に出た記事だけを読んだが、核を甘く見ているとしか思えない内容である。核攻撃されたらどうするのか、自分たちが核実験場にした広島や長崎の市民に聞いてみるがよい。それこそ、「fire and fury」の中で焼き尽くされる運命しかない。

    『ロイター』、「米領グアム、核攻撃受けた場合の緊急策発表 知事『脅威高まっていない』」、https://news.yahoo.co.jp/pickup/6250200

    「元帥様」、1994年を再現しようとしているような気がする。「大元帥様達」の「偉業」の中で、「元帥様」ができていないのは、これだけである。ただ、「大元帥様達」の時との絶対的な違いは、「元帥様」が核も米本土に到達するミサイルを手にしていることである。こうした状況を「元帥様」がどう考えるのか。自信過剰になれば、周辺国を巻き込んで自滅することになるし、そのまま引き下がれば「偉業」は達成することができない。

    だとすると、形的にはwin-winになるように(「大元帥様達」の時もそうだった)、収束させていくしかないのだが、不動産王とのブラフ合戦の裏で、そういう動きが進行していることに期待するしかない。米国務長官ティラーソンがトランプの発言を取り繕っているところなどからして、外交は機能していると思うのだが。

    「我々の革命の万年礎石として輝く白頭山地区」:『鉄道唱歌』から作った『反日革命歌』 (2017年7月5日 「朝鮮中央TV」)

    5日、「朝鮮中央TV」のドキュメンタリー番組「我々の革命の万年礎石として輝く白頭山地区」の中で流れた『反日革命歌』。以前、ラジオで受信したこの曲を紹介したことがあるが、今回は「朝鮮中央TV」のBGMとして。テレビ放送ではあまり聞かないので、珍しい。


    Source: KCTV, 2017/07/05

    「在留日本人、日本政府が無視している間に8人中7人死亡-特別調査委員会関係者証言」:ウァムビア青年死亡と関連づけて死亡説か? (2017年6月28日 「朝鮮新報」)

    28日、『朝鮮新報』(朝鮮語電子版)に、「在留日本人、日本政府が無視している間に8人中7人死亡-特別調査委員会関係者証言」という記事が掲載された。同記事では、平壌に駐在している同新聞社の記者が、「特別調査委員会日本人遺骨分科で活動しながら残留日本人と直接会ったチョ・フィスン日本研究所上級研究員」から聞いた話として伝えている。

    記事では、2014年5月のストックホルム合意後に8人の残留日本人の生存が確認されたが、「日本政府が無視している間に、7人が死亡し、現在、生存している残留日本人は1人となった」としている。

    このタイミングで、『朝鮮新報』記者に北朝鮮がこのような情報をリークし、日本で報じさせたのは、ウァムビア青年の「手遅れになった死」と連関させ、生存しているとされる日本人1人を使って、日本政府を動かそうとしているように思われる。

    北朝鮮から8人生存について北朝鮮側から通報があったにもかかわらず、日本政府が何もしなかった(「無視した」)のであれば、その責任は重大であるが、公開のタイミングからして、そうではない可能性が高い。

    いずれにせよ、生存中とされる84歳の女性について、日本政府はきちんと説明する責任がある。

    稲田発言問題などで危機に瀕している安倍政権を揺さぶるために出してきたのであれば、北朝鮮はよく計算している。1人生存を無視して放置、しばらく後で「日本が無視したので残った1人も死亡した」と北朝鮮が言い出せば、安倍政権にとってダメージにこそなれ、プラスにはならない。かといって、北朝鮮が見返りなく生存者を帰すとも考えにくいので、安倍政権にとっては難しい選択となる。さらに、本当に1人が無事日本に帰国すれば、残りの7人を助けられなかった責任が追及されることになる。

    『朝鮮新報』、「잔류일본인, 일본정부가 외면하는 사이에 8명중 7명 사망 《특별조사위원회》 관계자가 증언」、http://chosonsinbo.com/2017/06/0028-3/

    「2回目の決闘」の中に日本童謡『月の沙漠』 (2017年6月25日 「朝鮮中央TV」)

    25日昼頃、「朝鮮中央TV」で、「2回目の決闘」という古い「朝鮮芸術映画」が放送されていた。古い映画ではあるが、なかなかおもしろい映画で、しっかりと見てしまった。「南朝鮮傀儡軍情報官」に変装して「傀儡軍参謀長」を騙し、大物の「米帝軍人ハリソン」を捕らえるというストーリーだが、心理戦のような展開がおもしろい。

    その中で、「南朝鮮傀儡軍人」が、「南朝鮮傀儡軍情報官」に変装している人民軍人を殺すために、口笛で仲間にシグナルを送る場面がある。そこで、「傀儡軍人」が口笛で吹いているのが、日本の童謡『月の沙漠』だった。「傀儡軍人」の口笛ではあるが、植民地時代に入った古いメロディーが北朝鮮に残っていたのであろう。


    Source: KCTV, 2017/06/25
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「副部長同志」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

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