「朝鮮中央TV」、中期天気予報のBGM元に戻る (2018年6月28日 「朝鮮中央TV」)

    27日、何となく聞いていたら「朝鮮中央TV」の中期天気予報のBGMが元に戻っていた。6月第3週に戻された模様。


    Source: KCTV

    映画「ワンダーランド北朝鮮」:6月30日公開 (2018年6月9日)

    8日夜、『ワンダーランド北朝鮮』というドキュメンタリー映画の試写会に参加した。

    この映画は、釜山出身のドイツ国籍を取得した韓国人女性が、北朝鮮を取材しながら、地元の人々と話をするという内容になっている。

    映画のキャッチ・コピーは、「北朝鮮の”普通”の暮らしとその?々。これはプロパガンダか?それとも現実か?」なっているが、「プロパガンダの中に現実が垣間見える」というのが、この映画のキャッチ・コピーとしてはより正確なのだと思う。

    この女性が、訪問している場所は、通常、観光客が連れて行ってもらえるところと、「3大革命赤旗」を取得した優良農場、合弁で設立された縫製工場などである。その系ではプロパガンダである。ただ、おもしろいのは、この女性が朝鮮語で北朝鮮の人々と会話している点で、会話の端々に、プロパガンダやそうではない事情を聞くことができる。プロパガンダはプロパガンダで、「やはり言った」という点ではおもしろい。

    また、これまであまり見たことなかった、就業前の政治学習や終業後の総括(総話)風景も収録されている。総括については、北京の朝鮮食堂で実際に見聞きしたが、この映画に出てくるものとやっていることは類似していた。よい「成果」を出した従業員は起立させて拍手、成果を挙げられなかった従業員は叱責。映画の中では立たせてこそいなかったが、朝鮮食堂では立たせて自己批判のようなことをやらせていた。ともあれ、それが北朝鮮の事業所の日常的な光景であることが確認できた。参加している労働者達の顔つきも実におもしろいのであるが、それは映画の中でご覧頂きたい。

    また、この映画は2014年前後に撮影されたものであるが、元山の縫製工場の支配人(か班長、失念)が、製品の販路や材料の確保について、私が2014年に羅先の縫製工場で聞いた話と全く同じことを言っていたのもおもしろかった。プロパガンダにするような自慢話ではなく、当時、北朝鮮の輸出用衣料品を製造する縫製工場は、大体同じような状況あったということが確認できた。(詳細は、拙ブログの「羅先シリーズ」をご覧頂きたい)

    農場では、自家製「メタンガス」の製造方法が紹介されていたが、おもしろかった。メタンガスについては、「人糞」などを使った製造タンク内までは流石に見せていなかったが、そこに接続されているホースが繋がれたガスコンロの火を付けるデモンストレーションまであった。装置内部が見られなかったので、圧力をどのように確保しているのか分からず、今一つ、インチキ臭い気もしたが、農場の「世帯主(夫)」は、「人糞」を都市部まで「もらいに行く」とも言っていたので、何らかの形でメタンガスの利用はしているのではないかと思った。また、「朝鮮中央TV」でしばしば見られる、藁から作る「有機肥料」も置いてあり、その製造方法や利用方法についても「世帯主」が話をしていた。この辺り、「朝鮮中央TV」で見る映像プラスαの情報が得られて、とても貴重だった(問題は、メモを取っていなかったので、きちんと覚えていないことなのだが)。また、どう見ても容量の小さいソーラー・パネルとバッテリー、そして電圧の昇圧・降圧装置など、突っ込みどころはたくさんあるのだが、説明は150%ぐらいでしているにしても、北朝鮮でソーラー・パネル導入に力を入れ、電圧が不安定なので調整装置を使っているということも事実なので、とてもおもしろかった。

    元山の縫製工場の女性労働者から砂浜(この時ままだ、元山カルマ海岸観光地区建設は始まっていなかった)で話を聞くシーンもおもしろい。ドイツ国籍の韓国人監督は、執拗に将来の夢について質問をするが、女性労働者は繰り返し素朴な労働者であることに誇りを持っているという内容の答えを繰り返す。これをプロパガンダとみるか日常とみるのかは、私の限られた北朝鮮経験では何とも言い難いが、私は80%ぐらい日常、20%ぐらいがインタビュー用の答えではないかと思っている。「デザイナー」という外来語が朝鮮では通じないので、韓国人監督が「何と言うの?」と質問し、女性労働者は「設計者」と答えていたが、私の頭の中には「図案家」という語彙が浮かんでいた。また、逆に北朝鮮で使う語彙をこの女性監督が理解できず、質問するシーンもあった(何かは失念)。

    その系では、ムンス・ウォーターパークで、韓国女性が使った「energy」を表す「에너지(エノジ)」という外来語を朝鮮人が直ぐに理解したのは少し意外だった。朝鮮では、ドイツ語の「energie」の発音に依拠した「에네르기」という日本語と同じ「エネルギー」という語彙を使っているからだ。説明に使うPCの画面上には既に地熱供給システムを紹介する画像が出ていたので、打ち合わせ済みの撮影だったのであろう。

    その他にも万寿台創作社の画家のおじさんの話、農場の奥さんの話、農場の奥さんが歌う「芸術小組公演」で、客席で注意されるおじさん(チラッと出るだけだが、大声で歌って注意されたのかも)とか、おもしろいシーンはたくさんあった。この、農場の奥さん、何年か前に「朝鮮中央TV」で放送された「全国労働者の歌競演-農民部類」に出ていたような、出ていなかったような。

    109分の映画ではあるが、飽きるシーンはほとんどない(子供の踊りシーンぐらいか)。

    縫製工場で、ある音楽が突然流れる。それを聞いて吹き出したのは私だけだったが、拙ブログのリーダーでdprknow YouTubeをご覧頂いてる方であれば、「でたぁー!」と思うシーンもある。


    Source: United People, Youtube

    映画配給会社United Peopleのurl: http://unitedpeople.jp/north/

    試写会終了後、「17歳で朝鮮旅行をした」という、現大学生の若者の朝鮮旅行記のようなプレゼンがあった。それ自体に特に新し話はなかったが、一番おもしろかったのは、若者が朝鮮旅行をすると言ったら、親が大反対をし、最後の手段として「北朝鮮に行けないのなら、イスラエルに行く」と言って、朝鮮旅行の許可をもらったというエピソードだった。ガザ地区で大騒ぎになっている「イスラエル」を「ディール」持ち出すところなど、トランプ並みだなと感心してしまった。

    「天気予報」の「短期予報」の音楽変更:「中央各紙」同様にテンポが早く、万里馬速度 (2018年6月6日 「朝鮮中央TV」)

    2018年6月6日から、「朝鮮中央TV」の「天気予報」中の「短期予報」の音楽が変更された。曲は同じだが、テンポが早くなっている。少し前の記事で紹介した、「中央新聞概観」のBGM同様、「万里馬速度」化し、軽快になっている。

    6月4日と6日を比較している。5日には、「短期予報」の放送はなかった。

    Source: KCTV, 2018/06/04 2018/06/06

    「今日の号中央新聞概観」音楽変更 (2018年5月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日から、気にはなっていたのだが、「朝鮮中央TV」で、「17時報道」の後に放送される「今日の号中央新聞概観」の音楽が少し変更された。背景画面も薄緑から薄紫に変更になっている。音楽のテンポも速くなり、軽快な感じがする。「万里馬速度」か。


    Source: KCTV, 2018/04/19と2018/05/20

    高麗航空フリート、朝鮮人民軍航空及び反航空軍フリート (2018年5月13日)

    高麗航空フリート

    *******************
    P5090032.jpg

    P5100055.jpg

    ***************
    Cargo Il-18F

    P5090035.jpg

    P5100054.jpg
    *****************
    ぶら下げてあったので、整備状態が悪い。
    P5090037.jpg

    P5100053.jpg
    *******************

    P5100039.jpg

    P5100058.jpg
    *******************

    P5100044.jpg

    P5100057.jpg

    *********************
    P5100042.jpg

    P5100056.jpg

    ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

    朝鮮人民軍航空及び反航空軍

    P5120069.jpg

    P5120070.jpg

    ******************************
    小さなパーツが付属しているが、装着していない。
    P5100047.jpg

    P5100060.jpg

    ********************************
    これも小さなパーツがたくさんあるのだが、装着していない。
    P5100045.jpg

    P5100059.jpg

    ********************

    小さなパーツは取り付けられていないが、完成品は楽で良い。火星-5搭載車のプラモデル、まだ箱に入ったままだ。

    P5100051.jpg
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    Visitors
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    QRコード
    QR