「子供たちの姿に映る私たちの旧正月 3」:見せてはいけないゲーム機、算数の問題 (2017年1月30日 「朝鮮中央TV」)

    30日、「朝鮮中央TV」で、果実紹介した「子供たちの姿に映る私たちの旧正月」シリーズの第3部が放送された。

    第3部では、「ルンラ人民遊園地の電子娯楽館」で遊ぶ子供の姿が紹介されている。「電子娯楽館」は、これまでもしばしば紹介してきたが、この番組では、「我々の力、我々の技術」で作っていないと思われるゲーム機の画面にボカシが入っていた。

    パンチングのゲーム機。朝鮮語ではなく、英語で点数が表示されている。「我々の力、我々の技術」で作ったものではないようだ。
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    Source: KCTV, 2017/01/30

    上のゲーム機は、それでもそのまま見せていたが、下のゲーム機では、画面に都合の悪いものが出ているようで、ボカシが入れてある。中国語か日本語で表示された文字であろうか。分かりにくいが、画面右のゲーム機中央の白い部分の下にボカシが入れてあり、女性と子供の動きに合わせて、ボカシを移動させている。
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    Source: KCTV, 2017/01/30

    日本製のゲーム機だと思うが、中国から中古を仕入れたのではないだろうか。フィリピンのゲーセンにも、日本語のもの、中国語のもの、英語化されたものがたくさん置かれていた。

    次は、完全に「我々の教育」と言える、「算数」の問題。「平安南道ソンチョン郡ピリュジャン鉱山幼稚園の年少1組」の天才児、朴君がも算数問題を解いている。

    「練習問題 2.名節が来た。夜の通りを美しく装飾する提灯には数字が書かれている。その順序は、6,8,6,8,6,8,・・・である。19番目の提灯に書かれた数字はいくつでしょうか?」
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    Source: KCTV, 2017/01/30

    「練習問題 4.下の図形で★が入っている三角形と正方形がそれぞれいくつあるか数えて下さい。」
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    Source: KCTV, 2017/01/30

    朴君の答え
    練習問題2
    「6です。6は奇数の場所にあり、8は偶数の場所にあります。19は奇数ですから、答えは6です」

    練習問題4
    「三角は4つ、正方形は6つです」

    問題を出す「教養員」と答える朴君
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    Source: KCTV, 2017/01/30

    朴君のような天才児が「我々の力、我々の技術」で、朝鮮製のゲームマシンを作る日が来るのであろう。

    「20時報道」:サッカー律動体操、バスケットボール律動体操に続き、レスリング律動体操、「将軍様」の指示でできた「大衆律動体操」等 (2017年1月30日 「朝鮮中央TV」)

    30日、「朝鮮中央TV」の「20時報道」で、「レスリング律動体操」が「新たに創作・完成された」という報道があった。紹介はしなかったが、2015年に登場した「サッカー律動体操」に続き、少し前に「バスケットボール律動体操」なるものが作られたという報道があった。そして今回は「レスリング律動体操」ということで、「党の意」を受けて、これからも色々な種目の「律動体操」が「創作」されるのではないかと思う。

    「律動体操」がいつ、どのように「創作」されたのかよく分からなかったが、2015年8月に「朝鮮中央TV」で放送された「人民のための愛は律動体操にも 1」という番組を見ていたら分かった。

    「1993年3月のある日」、「偉大な将軍様が健全な体力を所有するためには、体育運動をたくさんしなければならないと仰り、我々人民が好む新たな体操を創作することについてと、体操を一同すると汗が出て、体が鍛練されなければならないという教示を受けました」と当時を語る「大衆律動体操創作家、リュ・ジュンソン」
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    Source: KCTV, 2015/08/02

    こうして「体育科学研究所」で「大衆律動体操」が「創作」され、その3年後、「少年律動体操」と「老人律動体操」が「創作」された。

    そして、同番組の第2部では、その後「子供たちの親から、子供律動体操があればいいのに」という声が出て、「教育科学院」では「幼稚園生律動体操」と「託児所の子供のための健康運動」が作られたと紹介している。

    過去記事でも紹介した一連の「律動体操」は、「将軍様」の「人民愛」の賜であったというわけである。乳幼児から老人に至るまで、全年齢層に対する「律動体操」は「将軍様」の時代に「創作」されてしまったので、「元帥様」は、スポーツ選手のための「律動体操」を「創作」するように命じ、サッカー、バスケットボール、レスリングの「律動体操」が出てきたのではないかと思う。これからも、次々と「体育種目律動体操」が出てくるのではないだろうか。

    2015年、「サッカー律動体操」登場を前後して、上の番組が放送されているので、やはり「将軍様」の「律動体操」業績と「元帥様」の「体育種目律動体操」業績を結びつける目的があるのであろう。

    日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/01/30

    「作曲家・金ウォンギュン誕生100周年記念音楽会」:元祖『金日成将軍の歌』と『愛国歌』はさすが、ピアノ合奏曲『白頭山の吹雪』もよい、ストリーミング、uriminzokkiri画質とアップロードのタイミング (2017年1月30日 「朝鮮中央TV」)

    30日、「朝鮮中央TV」で放送された「録画実況」番組。「朝鮮中央通信」などが、「金ウォンギュン誕生100周年記念音楽会が開催された」と伝えていたので、近々、放送されると思っていたら、昨夜あった。

    旧正月だからなのか、KCTVストリーミングのメンテナンスが停止しており、数日前から流れていない。しかし、urminzokkiriのアップロードが去年の秋頃から大変迅速になり、番組終了後数時間で独自のサーバーに、そしてその少し後にはYouTubeにアップロードされている。アップロードする番組の種類も増え、主要な番組はオンタイムに近いタイミングに高画質で見られるようになった。

    特に、uriminzokkiriサーバーにアップロードされる動画の画質は高く、例えばこの音楽会の動画のサイズは720X576、ビットレートは25fpsでアップロードされている。

    こうした変化は、uriminzokkiriが「朝鮮中央TV」の番組をアップロードするために変換するのではなく、本国から「マンバン」網用に変換された高画質ファイルがどんどん送られてくるので、サーバーへのアップロードが容易になったからではないだろうか。場合によっては、本国からアップロードされているのかも知れない。特に、YouTubeへのアップロードは、中国では「万里の長城」で遮断されているため、プロキシサーバー等を経由しなければできないはずである(試みたことはないが、見られないのでできないはずである)。そうした事情からすると、YouTubeへのアップロードは、本国から直接やっているのかも知れない。

    さて、音楽会であるが、元祖『金日成将軍の歌』と『愛国歌』はなかなかよい。その他にも数曲、しばしば耳にするメロディーの曲が演奏されている。昨日、「金星第1中学校」の女子学生によるピアノ演奏番組を紹介したが、彼女の先生とでもいおうか、朴ミヨンという女性(金元均名称平壌音楽大学の先生だろうか)のピアノ演奏もなかなかよい。

    朗読と曲名に日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/01/30

    「子供たちの姿に映る私たちの旧正月 2」:英語を話す4歳児、授業参観の教育ママ、太った子供 (2017年1月29日 「朝鮮中央TV」)

    29日、「朝鮮中央TV」で放送された子供たちの旧正月の様子を紹介する番組。そのシリーズの第2回である。第1回はそれほどおもしろくなかったので期待しなかったが、第2回はなかなかおもしろいので紹介しておくことにする。

    設定では、「カメラマンの先生」がピョンソン市の幼稚園の取材に向かっている。この種の番組では、通常、取材班が構成され、「朝鮮中央TV」の「放送員」や、過去記事でも紹介したように若い女性が(時として、おばさんもいるが)インタビューアー兼ナレーターとして同行する。しかし、この番組は、こうした同行はなく、形式的には「カメラマンの先生」が撮影もインタビューもしているということになっている。

    もちろん、日本のテレビ局同様、複数のカメラマンが同行しており、「カメラマンの先生」を撮影しているカメラがある。ともあれ、演出としては、インタビューを受ける人々が「カメラマンの先生」に直接話しかけたりする場面があり、おもしろい構成となっている。

    ピョンソン市の幼稚園に向かう途中、4歳の男の子を連れたおばあさんとである。この4歳の子、「教育用漫画映画」で英語を覚えたということで、自己紹介などを英語でしている。発音が今一つの部分があり、朝鮮語の解説を聞かないと何を言っているのか分からない部分もあるが、それなりに理解できる。もちろん、取材用に練習を重ねた結果ではあろうが、それでも「平凡な鉱夫の子供」も「教育用漫画映画」、つまりディズニー映画など、外国の漫画映画を見ながら英語を学んでいるという話は、今にして始まったわけではないが、おもしろい。

    幼稚園では、年に1度の授業参観というか、学芸会をやっている。子供たちがの才能をスタジオで紹介する番組はしばしば放送されているが、親たちが教室の隅に立って、子供たちの様子を見ているところを見せる番組はあまりない。雰囲気的には、拙宅の「芸術家」が幼稚園に行っていた頃の発表会とあまり変わらない。

    また、演出が入っているにせよ、教育ママみたいな親が登場して、「自分の子供を将来何にしたい」というようなことを言うのもおもしろい。さらに、他の親と話している「カメラマンの先生」の所に来て、「うちの子も凄いから撮って下さい」と言ってくる親も登場している。

    さらに、太りすぎの子供をスリムにしてくれと頼んだという親が登場するなど、食料事情が悪く、がりがりに痩せた子供の親たちが見たらどう思うのかというようなシーンもある。

    まあ、それもこれも北朝鮮の現実なのだということで見れば、おもしろい番組である。教室なのか体育館なのか分からないが、「大元帥様」達の写真が掲げられていないのも意外だった。

    Source: KCTV, 2017/01/29

    「北朝鮮 「金星第1中学校チョン・ピョンガン学生ピアノ連曲 (금성제1중학교 정평강학생의 피아노연주)」:珍しい長時間連曲放送、『海豊漁歌』と『私たちの元帥様』編曲も良くお勧め (2017年1月29日 「朝鮮中央TV」)

    29日、「朝鮮中央TV」で放送された「金星第1中学校」の学生によるピアノ演奏。子供のピアノ等の演奏はほぼ毎日放送されているが、一人が21分間、連続で複数曲を演奏するのはとても珍しい。それだけあってこの学生、とても上手だと思う。

    また、子供たちの演奏は、大概メロディーライン忠実な非常に分かりやすいピアノ演奏用の編曲となっているが、この学生については、かなり幅を持たせた編曲で(と、音楽的に表現するのかは分からないが)、途中少し聞いただけでは曲目が何か分からない。絵画でも音楽でも「直感的に分かりやすいことを重視」する北朝鮮で中学生にこのような楽曲を演奏させているのかと少し驚いた。

    お勧めは、07:08頃からの『海豊漁歌』と14:01頃からの『私たちの元帥様」。

    曲目に日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/01/29

    「朝鮮キムチの格別な魅力」:ずっと放置していた番組 (2017年1月18日 「朝鮮中央TV」)

    18日、「朝鮮中央TV」で放送された朝鮮キムチを紹介するドキュメンタリー番組。2016年2月の旧正月の時期に放送され、今年1月の新正月の時期に再放送があった。「朝鮮中央TV」では、特に旧正月の時期には、多くの民族伝統文化を紹介する番組を放送し、このキムチ紹介番組もその一つである。

    それとは別に、28日、「旧正月の風景」という「朝鮮芸術映画」が放送された。韓国統一部のDBには出てこないので、「朝鮮中央TV」では初放送なのかもしれないが、色々な意味でとてもおもしろい。何年に作られたのかは不明であるが、雰囲気的には2000年代初めぐらいだと思う。1時間半の映画なので、字幕を付けるのにしばらく時間を要するが、完成したら紹介したいと思う。

    日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/01/18

    「新年の雪よ降れ」:旧正月を迎える「幸せな人民」 (2017年1月28日 「朝鮮の今日」)

    28日、「朝鮮の今日」にアップロードされた「モランボン楽団」の歌。旧正月の時期によく流されている。

    日本語字幕付き。

    Source: 朝鮮の今日、2017/01/28

    「敬愛する最高領導者金正恩同志が増強したタンク装甲歩兵連隊冬期渡河攻撃戦術演習を指導された」:南北境界線の川幅が狭い場所を指している? (2017年1月28日 「労働新聞」)

    28日付けの『労働新聞』に掲載された「元帥様」が指導する「冬期渡河訓練」の写真。

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    Source: 『労働新聞』、「경애하는 최고령도자 김정은동지께서 증강한 땅크장갑보병련대 겨울철도하공격전술연습을 지도하시였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2017-01-28-0001

    『労働新聞』に書かれている訓練の概要は、

    **************
    演習における想定は、既に占領していた戦闘地帯を奪われた敵共が、川沿いの境界線で急遽防御に移転し、攻勢的な行動で我が軍部隊の攻撃を挫折させようと企図していると設定した。
    연습에서 적정은 이미 차지하고있던 전투지대를 빼앗긴 적들이 강안계선에서 급히 방어로 이전하여 공세적인 행동으로 아군부대들의 공격을 좌절시키려고 기도하는것으로 설정하였다.

    工兵偵察が行われ、稲妻のように氷渡河した戦闘員は、川の対岸の支配されていた敵の高地を不意に奇襲占領し、縦深に機動しながら、連隊が装備している火力打撃手段が『敵』の拠点を打撃した。
    공병정찰이 진행되고 번개같이 얼음도하한 전투원들은 강대안의 지배적고지들을 불의에 기습점령한 다음 종심으로 기동하였으며 련대가 장비하고있는 화력타격수단들이 《적》의 거점들을 타격하였다.

    続いて、連隊の火力支援指令を受けた武装ヘリコプターが、目標上空に立て続けに飛来し、無慈悲な空襲を加えた。
    이어 련대의 화력지원호출을 받은 무장직승기들이 목표상공에 련이어 날아와 무자비한 공습을 들이대였다.
    ***********************

    となっており、川を渡って南朝鮮に攻め込む想定をしているようだ。

    「元帥様」が見ている地図の詳細は分からないが、上の内容と合わせると、南北境界線を流れる臨津江の川幅が狭い場所の地形に近いような感じがする。

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    Source: Google Earth

    林の位置や川の支流、砂洲のように見える場所からして、一番渡河しやすい場所を「元帥様」は棒で指しているのではないだろうか。

    20170128gensuisamamap1.jpg
    Source: Google Earth

    実際に訓練が行われている北朝鮮地域の地図なのかもしれないが、「元帥様」が棒で指し示す「敵」地は、南朝鮮であることが多い。

    国連安保理制裁2321に伴う北朝鮮産の石炭輸入状況:2016年12月の輸入状況はまだ、相変わらず中朝間を行き交う北朝鮮貨物船 (2017年1月28日)

    12月分の北朝鮮からの石炭輸入を安保理「1718委員会」に報告する期日が迫っている。規定では「30日以内」となっており、明後日が報告期限である。「1718委員会」は、リアルタイムでアップデートするとしているので、当該文書が提出されれば、直ぐに数値を入力してwebサイトで公開するはずであるが、日本時間の28日午前10時現在、まだ数値は出ていない。

    1718委員会webサイト、https://www.un.org/sc/suborg/en/sanctions/1718/procurement-of-dprk-coal-by-member-states#

    11月の安保理制裁決議2321採択以来、以前も紹介したVessel Finderで北朝鮮籍船舶(北朝鮮の船名の船、以下同様)の動きを時々見ているが、印象としては、特に減ったという感じはしない。

    Marine Trafficという別のAISデータを使ったサイトで見ると、さらに多くの北朝鮮籍船舶がが確認できる。北朝鮮が中国から一方的に輸入できるはずはないので、こうした船で石炭か鉄鋼を中国に輸出しているのであろう。

    ざっとではあるが、青い丸で囲まれた北朝鮮に向かっている船、あるいは北朝鮮方向から航行してきた船は北朝鮮船籍か北朝鮮の船名の船である。このページ、無料登録をするとかなり色々なデータを見ることができる。例えば、過去の船名を調べると、「XX丸」という日本の船名と思われる履歴がある現北朝鮮船籍の船もかなり出てくる。また、北朝鮮船籍となる直前の船籍経由国を見ると、カンボジアが多いことも特徴的である。
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    Source: Marine Traffic, 2017/01/28 1140JST頃, https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/centerx:122/centery:38/zoom:8

    「文化情緒生活に積極貢献するメアリ音響社」:無線式カラオケマイク (2017年1月27日 「朝鮮中央通信」)

    27日、「朝鮮中央通信」で動画付きの記事が配信された。

    **************
    (평양 1월 27일발 조선중앙통신)

    朝鮮のメアリ音響社は、国の音響設備生産及び普及期地であり、音響科学技術研究基地である。
    조선의 메아리음향사는 나라의 음향설비생산 및 보급기지이며 음향과학기술연구기지이다.
    平壌市楽浪区域に位置しているメアリ音響社は、1991年7月10日に創立された。
    평양시 락랑구역에 위치하고있는 메아리음향사는 주체80(1991)년 7월 10일에 창립되였다.
    最近、メアリ音響社では、大出力拡声器と6種のスタンドマイク、マイク式画面歌伴奏機をはじめとし、音楽的効果性と技術的特性がより高い新たな音響設備をたくさん生産している。
    최근 메아리음향사에서는 대출력고성기들과 6종의 립식마이크, 마이크식화면노래반주기를 비롯하여 음악적효과성과 기술적특성이 보다 높은 새로운 음향설비들을 많이 생산하고있다.
    特に、モランボン楽団と青峰楽団が創作形象した作品をはじめとし、2000曲余りの歌と動画資料が入っている無線マイク式画面歌伴奏機は、速度と音程、楽器音及び声変換のような機能を備えており、操作も簡単で非常に好評である。
    특히 모란봉악단과 청봉악단에서 창작형상한 작품을 비롯하여 2 000여곡의 노래와 동화상자료가 들어있는 무선마이크식화면노래반주기는 속도와 음정, 악기소리 및 목소리변환과 같은 기능을 갖추고있으며 조작 또한 간편하여 호평이 대단하다. (끝)
    ************

    「マイク式画面歌伴奏機」、中国の朝鮮食堂でこの語彙を思い出せず苦労したが、結局、「大使館で購入できます」という荒唐無稽な情報以外は得ることができなかった。ネットには、中国で購入したという話も出ているが、中国のネットを検索してもなかなかヒットしない。動画では「以前は輸入したマイク式歌伴奏機を使っていた」という朝鮮人民も登場しているので、midiのソフトデータさえあれば、拙宅にあるパナソニック製「マイク式画面伴奏機」のSDカードに登録するだけで、歌えるようになると思うのだが。

    日本語字幕付き。

    Source: KCNA, 2017/01/27

    문화정서생활에 적극 이바지하는 메아리음향사

    「下人調べ」:uriminzokkiri-TVの日本語字幕動画、タイトルからは意味が分からなかったが (2017年1月27日 「uriminzokkiri-TV」)

    27日、少し前に朝鮮語版が出された動画にオリジナル日本語字幕が付けられて掲載された。「下人調べ」というタイトルからは、内容を全く想像できなかったが、日本語字幕を付けてみたら理解できた。誰かさんも真っ先に駆けつけた「親分詣で」の話だった。「親分」は、ソフトバンクの社長と会ったときの方が嬉しそうだったが。


    Source: uriminzokkiri-TV, 2017/01/27

    「朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマン談話」: 聞き逃したが・・・ (2017年1月26日 「朝鮮中央TV」)

    26日、少し前に「朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマン談話」が出された。別の動画を見ており、「万里馬先駆者大会」に関する報道だと思って、半分以上、聞き逃してしまったが、そうではなかった。

    最後の方を聞いただけだけなので、何とも言い難いが、これもトランプ政権に対する対話の呼びかけの一環だと思う。

    「拷問もよい」と言っているトランプ。「XX第一主義」という観点からすれば、「北朝鮮第一主義」で、北朝鮮政権が考える「人民の利益」を守るために「敵対勢力・反社会勢力」を「収容所」に隔離し、場合によっては拷問を加えて「人民の利益」を守るのは「正当」と考えると思っているのかもしれないし、トランプも米国民に影響がなければ、それでもよいとするのではないかと期待している可能性はある。

    その一方で、「米国の民主主義の理念、自由主義の理念」を「最上綱領」してきた安倍政権が、それが「米国の理念」ではなかったと慌てふためいている姿とは対照的である。

    <追記>
    「朝鮮中央通信」より。

    ****************
    今年、我々は歴史的に長い親善の伝統、協力の伝統を持っている国々との接触と交流を継続的に拡大し、親善の連帯をさらに強固に発展させることに力を入れる。

    올해에 우리는 력사적으로 오랜 친선의 전통,협조의 전통을 가지고있는 나라들과의 접촉과 교류를 계속 확대하고 친선의 뉴대를 더욱 공고발전시키는데 힘을 넣을것이다.

    我々は、思想と制度が異なっても、我々の自主権を尊重し、我々と友好的に対する全ての国と関係を改善し、政治、経済、文化分野の多方面的な交流と協力を活発に展開する。
    우리는 사상과 제도가 다르다고 하여도 우리의 자주권을 존중하고 우리를 우호적으로 대하는 모든 나라들과 관계를 개선하고 정치,경제,문화분야의 다방면적인 교류와 협조를 활발히 벌려나갈것이다.

    今、国際舞台では、支配主義勢力の横暴な主権侵害行為と内政干渉策動により、国際法と国際関係の基本原則が公然と無視され、多くの国の自主権が蹂躙される深刻な事態が続いている。
    지금 국제무대에서는 지배주의세력의 횡포한 주권침해행위와 내정간섭책동에 의하여 국제법과 국제관계의 기본원칙들이 공공연히 무시당하고 많은 나라들의 자주권이 유린당하는 심각한 사태가 지속되고있다.

    我々は、今年も国連をはじめとした国際舞台で、世界各国と緊密に協力し、不当で不法な反共和国制裁圧迫騒動をはじめとした全ての狂犬と専横、二重基準に反対排撃し、自主的で公正な新たな国際秩序を打ち立て、本当の国際的正義を実現するために積極的に努力する。
    우리는 올해에도 유엔을 비롯한 국제무대들에서 세계 여러 나라들과 긴밀히 협력하여 부당하고 비법적인 반공화국제재압박소동을 비롯한 온갖 강권과 전횡,이중기준을 반대배격하고 자주적이고 공정한 새 국제질서를 세우며 진정한 국제적정의를 실현하기 위하여 적극 노력할것이다.

    我々はまた、反テロ問題と紛争問題、環境問題をはじめとした国際問題を解決し、人類共同の発展と繁栄を図るために共同の努力を傾注する。
    우리는 또한 반테로문제와 분쟁문제,환경문제를 비롯한 국제문제들을 해결하고 인류공동의 발전과 번영을 도모하기 위하여 공동의 노력을 기울여나갈것이다.

    我々は今後も、自主、平和、親善の対外政策理念に忠実であり、我が共和国の国際的影響力をさらに高め、対外関係を主導的に、多角的に発展させていく。
    우리는 앞으로도 자주,평화,친선의 대외정책리념에 충실할것이며 우리 공화국의 국제적영향력을 더욱 높이고 대외관계를 주동적으로,다각적으로 발전시켜나갈것이다.
    주체106(2017)년 1월 26일
    평 양 (끝)
    **************************

    「敬愛する最高領導者金正恩同志がリョミョン通り建設場を現地指導された」:「太陽節」までに完成を、「光明星節」のお祝いは何を持ってするのか? (2017年1月26日 「朝鮮中央TV」)

    26日、「朝鮮中央TV」で、静止画像無しの「革命活動」報道が報道された。『労働新聞』HPには、30枚の写真を掲載した同記事が出ている。「朝鮮中央TV」では、恐らく、さらに多くの写真を使った報道が、2回か3回目にあると思われる。

    過去記事で2016年10月にGoogle Earthが撮影したリョミョン通りの写真を掲載しておいたが、その後、「咸鏡北道北部水害復旧戦闘」に「リョミョン通り住宅建設」に従事していた「建設軍人」や「突撃隊員」が動員され、同住宅建設は延期されていた。はっきりと覚えてはいないが、同住宅建設完成は「200日戦闘」が終わる「将軍様」の命日前に当初は設定されていたと思う。

    だとすると、約4ヶ月の遅れとなるわけだが、「首領様」の誕生日祝賀に使えるのであれば良いことだと思う。

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    Source: 『労働新聞』、「경애하는 최고령도자 김정은동지께서 려명거리건설장을 현지지도하시였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2017-01-26-0001

    5月には「首領様」時代に開催された「千里馬先駆者大会」の新バージョン「万里馬先駆者大会」も開催されるという「党中央委員会」の発表もあったので、「太陽節」は、同大会に向けた準備、場合によっては新たな「xx日戦闘」の盛り上がりの中で迎えることになるのかもしれない。

    <追記>
    先に書いた記事では「太陽節」と「光明星節」を間違えていたが、そうなると「光明星節」の「祝砲」に何を使うのかが問題となる。

    「<記録映画>災い転じて福を成すの奇跡的勝利」:被害の様子、肖像画を死守 (2017年1月2日 「朝鮮中央TV」)

    少し前になるが、1月2日、「朝鮮中央TV」で「咸鏡北道北部水害」の被害から復旧までを紹介する「記録映画」が放送された。私は、2日には見落としていたが、24日に再放送で視聴した。

    水害被害が発生したとき、北朝鮮はほとんど被害の様子を紹介する写真を公開しなかった。しかし、この「記録映画」の中では、援助に入った国際機関が撮影して公開した以上に悲惨な状況を見せている。このように悲惨な状況を見せられるのは、ビフォー・アフターを見せたいのと同時に、復旧がそれなりにうまくいったことを示しているのではないかと思う。

    動画の冒頭ではまた、「首領決死擁護」をした「英雄」を紹介している。過去記事では、漁船が沈没する際に肖像画を「死守した」という話を紹介したことがあるが、今回もこの「記録映画」ではその種の話がたくさん紹介されている。漁船にも肖像画用のケースが設置されていたが、今回の「記録映画の中」でも、赤い肖像画用のケースらしきものが紹介されており、それを抱えて濁流の中に立つ柳の木に体をロープで巻き付けて肖像画を守ったという逸話も紹介されている。

    たかが絵、しかも何万枚も印刷されているであろう絵をなぜそこまでして守るのか。保身なのか、打算なのか、それとも本当に「首領決死擁護」なのか、依然としてよく分からない。

    番組の冒頭約6分。日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/01/02

    「米国はオバマの対朝鮮政策破産から教訓を得なければならない」:トランプ新政権に対し「平和共存かICBM」かと選択を迫る (2017年1月25日 「労働新聞」)

    25日付けの『労働新聞』に掲載された「論評」には、トランプ政権に宛てたメッセージが込められている。

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    「米国でオバマ執権期間が終わった。オバマと彼の手下共は権力の座から全て退き、それぞれの道を歩んでいる」
    미국에서 오바마집권기간이 끝났다.오바마와 그의 떨거지들은 권력의 자리에서 모두 떨어져나와 뿔뿔이 제 갈길을 가고있다.
    *************

    と始まる「論評」では、オバマ政権の対北朝鮮政策を

    ************
    「オバマ政権が、朝鮮に対する核威嚇恐喝の度数を極度に高めて得たものはあるのだろうか。それはただ、米国の一方的な対朝鮮核威嚇恐喝の歴史に終止符を打ったことだけだ」

    오바마행정부가 조선에 대한 핵위협공갈의 도수를 극도로 높이여 얻은것이 있는가.없다.도리여 미국의 일방적인 대조선핵위협공갈의 력사에 종지부만 찍어놓았다.
    *************

    とし、オバマ政権の対北朝鮮政策を専門家は、

    ************
    「総評は落第、完全な破産である」
    총평은 락제, 완전한 파산이다.
    *************

    であると断じている。そして、「専門家」の言葉としながら、新米政権は、

    *************
    「オバマ政権の失敗した対朝鮮政策にそのまま乗っては絶対にならない」
    오바마행정부의 실패한 대조선정책을 그대로 답습해서는 절대로 안된다는것이다.
    *************

    と警告している。そして、その理由として、

    ***********
    「オバマ政権の執権機関は、1期、2期を合わせて8年であった。決して短い時間ではない。オバマ政権は、4年を周期を通して、自分の任期内に、朝鮮を弱体化、崩壊させるための米国の世紀的目的を達成しようと愚かに画策した。『待つ戦略』として知られる荒唐無稽な『戦略的忍耐』政策を実施したのは、オバマ一味のこうした野望の発現であった。それにより、核威嚇恐喝の度数をさらに高め、制裁を執拗に持続的に増大させる一方、我々の『威嚇』を持ち出し、周辺国を制裁圧迫に引き込むための旋風を機会がある毎に巻き起こした。そして、静かに座って棚ぼた式に結果を得ることができると愚かに妄想した」

    오바마행정부의 집권기간은 1기, 2기를 다 합쳐 8년이였다.결코 짧은 기간은 아니다.오바마정권은 4년을 주기로 련속 이어진 자기 임기내에 조선을 약화, 붕괴시키기 위한 미국의 세기적목적을 달성해보려고 어리석게 획책하였다.《기다리는 전략》이라고 알려진 황당한 《전략적인내》정책을 내든것은 오바마패당의 이러한 야망을 반영한것이였다.그에 따라 핵위협공갈의 도수를 더욱 높이고 제재를 끈질기게 지속적으로 증대시키는 한편 우리의 《위협》을 부각시켜 주변나라들을 제재압박에 끌어들이기 위한 선풍을 계기때마다 일으켰다.그러면 가만히 앉아 호박이 넝쿨채로 떨어지는것과 같은 결과를 얻을수 있으리라고 어리석게 망상하였다.
    ************

    と「周辺国」、つまり中国も巻き込んで対北朝鮮制裁を強化したことを批判した上で、

    ************
    「しかし、その画策は全て水泡と化した。オバマ執権機関、我が国は4回の核実験と3回の人工地球衛星発射で大成功する偉大な成果を得た」

    하지만 그 계책은 모두 물거품이 되고말았다.
    오바마집권기간에 우리 나라는 4차례의 핵시험과 3차례의 인공지구위성발사에서 대성공하는 위대한 성과들을 거두었다.
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    と、オバマ政権の「圧迫政策」に全く効果がなかったと主張している。そして、朝鮮は他国と違い、

    ***********
    「普通の国なら、既に崩壊して余るほどの時間に、朝鮮は驚くように、この惑星の不死神となり、根強く立ち上がっている。」

    웬만한 나라같으면 이미 붕괴되고도 남았을 그 시간에 조선은 놀랍게도 이 행성의 불사신이 되여 억척같이 일떠서고있는것이다.
    ***********

    と評し、

    *************
    「オバマ政権が退任した時刻を基準とし、朝米の勝敗関係を見ると、朝鮮は勝利者となり明るく笑っており、米国は敗者となり泣きっ面をしている」
    오바마정권이 퇴임한 시각을 기준으로 조미의 승패관계를 보면 조선은 승리자가 되여 환하게 웃고있고 미국은 패자가 되여 울상을 하고있다.
    *************

    と断じている。そしてそうした現実は、

    ************
    「振り返れば、米国の敗北は、決してオバマ政権の失策によってだけ将来されたものではないといえる」

    돌이켜보면 미국의 패배는 결코 오바마정권의 실책에 의해서만 초래되였다고 말할수 없다.
    ***********

    として、こうした失策はトルーマンから始まり、

    ************
    「最近では、冷戦終息後、我々の平和的確活動を問題視しながら、第2の朝鮮戦争を挑発しようと画策したクリントン政権から続いているといわなければならない」

    가깝게는 랭전종식후 우리의 평화적핵활동을 문제시하면서 제2의 조선전쟁을 도발하려고 획책한 클린톤집권때부터 있다고 해야 할것이다.
    ************

    と微妙にヒラリーの夫を批判している。

    その上で、

    **************
    「見た通り、時間は歴史的に朝鮮のもの、我々のものとなってきた。米国の時間引き延ばし戦術は、我々に絶対通用せず、それにしがみつけばつくほど、我々の自衛的確抑止力はさらに強化される」

    보다싶이 시간은 력사적으로 조선의것, 우리의것으로 되여왔다.미국의 시간끌기전술은 우리에게 절대로 통하지 않으며 그에 매달릴수록 우리의 자위적핵억제력은 더욱 강해지게 될것이다.
    **************

    と、トランプ新政権に「忍耐戦略」を止揚し、北朝鮮と対話することを求めている。

    北朝鮮では、24日付けの『労働新聞』に掲載された「<社説>江原道精神で自力自強の戦勝砲声を力強く鳴り響かせよう (강원도정신으로 자력자강의 승전포성을 힘차게 울려나가자)」を当面(恐らく、「光明星節」まで)のスローガンとして使っているが、 この「論評」でも「自力自強」を主張しながら、

    **************
    「我々の革命の歴史は、自強力で開拓され、勝ち取ってきた世界で最も誇り高く、自慢すべき歴史である。自強力で外国勢力の圧力と威嚇恐喝を打ち倒し、経済的繁栄と奇跡をもたらすのは、我々の輝かしい伝統、変わることない闘争方式となっている」

    우리 혁명의 력사는 자강력으로 개척되고 승승장구하여온 세상에서 가장 긍지높고 자랑스러운 력사이다.자강력으로 외세의 압력과 위협공갈을 물리치고 경제적번영과 기적을 안아오는것은 우리의 빛나는 전통, 변할수 없는 투쟁방식으로 되고있다.
    *************

    と述べている。「自力自強」の朝鮮に対しては、いかなる「制裁」も通用しないし、すればするほど強くなるということを言いたいのであろう。そして、「自強力第一主義」の朝鮮に対しては、以下のように対応するしかないと、トランプ新政権に訴える形で「論評」を結んでいる。

    ***********
    「現在、米国には選択の余地がほとんどない。もちろん、米軍部は、我が共和国を短時間に奇襲的に核先制打撃し、焦土化しようという各種の戦争計画を持っている。しかし、その短い時間に米国を最終滅亡に陥れるとてつもない事態をもたらすことになるかもしれないという不安感と恐怖心が米軍部の手足を強く縛っている。」・・・

    현재 미국에는 선택의 여지가 거의나 없다.
    물론 미군부는 우리 공화국을 짧은 시간내에 기습적으로 핵선제타격하여 초토화시켜보려는 각종 전쟁계획들을 가지고있다.그런데 그 짧은 시간이 미국을 최후멸망에 빠뜨리는 엄청난 사태를 빚어내는것으로 될수 있다는 불안감과 공포심이 미군부의 발목을 세차게 휘감고있다. ・・・・

    「我々が計画した大陸間弾道ロケット試験発射は、米国本土が我々の核の拳に握られていることを世界にはっきりと示す事変的な契機となるであろう。時間は、米支配層に米国の最後の滅亡と朝鮮との平和的共存という2つの道のうち、どちらかの道を選ぶことを時々刻々求めている。過ぎ去った時間は取り戻せない。米国は、今でも大胆に対朝鮮敵対視政策を撤回する英断を下さなければならない」
    우리가 계획한 대륙간탄도로케트시험발사는 미국본토가 우리의 핵주먹안에 들어있다는것을 온 세계에 똑똑히 보여주는 사변적인 계기로 될것이다.
    시간은 미지배층에 미국의 최후멸망과 조선과의 평화적공존이라는 두 길중 한길을 택할것을 분분초초 요구하고있다.흘러간 시간은 되돌려세울수 없다.
    미국은 이제라도 대담하게 대조선적대시정책을 철회할 용단을 내려야 한다.(끝)
    ********************

    興味深いのは、「我々が計画した大陸間弾道弾ロケット試験発射」と言っている点だ。「元帥様」は、「2017新年の辞」で、「最終段階に入った」と言っていたが、既に「最終段階」は通り過ぎて「計画した」状態になっていると言っている。

    韓国は、米新政権に圧力を掛けるように、「大陸間弾道弾ロケット試験発射」が明日にでもあるようなことを言っているが、北朝鮮のこうした主張を見ると、直ぐには「大陸間弾道弾ロケット」は使わないような気がする。当面は、「米国第一主義」のトランプ新政権に対して、「米国の労働者、米国の家族」の不利益になる潜在的可能性を取り除く最もコストがかからない方法を提示しているのではないだろうか。やはり、トランプ就任演説を受けて書いた記事にあるように、北朝鮮は「朝鮮との平和的共存」の道を選ぶよう、トランプ新政権にシグナルを送っているのだと思う。

    問題は、トランプ政権をどこで見切るのか。また、「光明星節」の「祝砲」をどうやって打ち上げるかである。

    『労働新聞』、「미국은 오바마의 대조선정책파산에서 교훈을 찾아야 한다」」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2017-01-25-0033
    『労働新聞』、「강원도정신으로 자력자강의 승전포성을 힘차게 울려나가자」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2017-01-24-0001

    <追記>
    しかし、思えば、北朝鮮に「大陸間弾道弾ロケット」など発射する能力があるのだろうか。米国の報道を見ていても、色々な専門家が様々な見解を出している。例えば、北朝鮮が「中長距離弾道ロケット」として発射したものが、事実上のICBMであるという人もいるし、北朝鮮がICBMを保有するには最低でも5年はかかると言っている専門家もいる。

    ただ、北朝鮮がICBM的な発射をしているのは、「事実上のミサイル発射」と叩かれている「平和的人工地球衛星発射」だけである。10月の「中長距離弾道ロケット」は相当な高度に達したといわれているが、結局は空高く飛ばして、日本海に落としている。もし、北朝鮮が10月の発射同様、上空高く打ち上げて日本海に落とし、「大陸間弾道弾の実験成功」と言っても、西側は、どれほどそれを文字通り受け取るのであろうか。

    逆に、北朝鮮が「光明星ロケット」のようなコースで、「大陸間弾道弾」だと謳って発射すれば、「事実上のミサイル」どころか「本当のミサイル」と騒がれるであろう。もし、北朝鮮が「人工地球衛星発射」だと言いつつ、「事実上のミサイル」発射実験をしているのであれば、次回も「人工地球衛星発射」と言いつつ、新型エンジンを搭載して発射すればよいだけである。事実、「元帥様」は、「2017新年の辞」で、「静止衛星」を打ち上げるための「新型強力エンジン」を搭載したロケットを打ち上げると言っている。

    そう考えると、北朝鮮の「大陸間弾道弾発射実験」は何をさしているのかよく分からない。韓国メディアは移動式車両から発車する準備ができているようなことを書いているが、「光明星ロケット」が「事実上のミサイル」で、固定式の発射台から発射しなくてはならないのであれば、移動式車両から「光明星-4」よりも飛距離が必要な大陸間弾道弾ミサイルなど発射できるのであろうか。

    そんなことを考えると、「大陸間弾道弾発射試験」も何を指してそうするのかという点から始まり、かなり曖昧であり、米国新政権に対するブラフの側面が強いのだと思う。

    トランプは次々と大統領令に署名をしている。北朝鮮に関する発言はないようだが、マティス米国防長官が来月、日韓を訪れるという。当面、北朝鮮は日本や韓国での彼の発言からトランプの対北朝鮮政策を見極めるつもりであろう。「狂犬」と言われている彼がどのようなことを言うのかは、さすがの「白頭山霊将」もハラハラしながら見守っているのだと思う。

    ブラフは掛けてあるので、しばらくは「戦略的忍耐」を北朝鮮が発揮しなければならないのかもしれない。

    「人民の香り溢れるところ」:「ヒャンマンル大衆食堂」、北朝鮮式中国料理、チャジャンミョンとマンドゥ (2017年1月25日 「朝鮮の今日」)

    25日、「朝鮮の今日」にアップロードされた動画。動画の字幕にも出てくるが「ヒャンマンル」という珍しい名前の食堂である。「ヒャン(향)」は「香り」という言葉から来ているのであろうが、「マンル(만루)」は、uriminzokkiriの「朝鮮語大辞典」を調べても出てこない。中国料理屋なので、全て漢字を当てはめてみると「香満楼大衆食堂」となり、動画のタイトルとも一致する。

    食堂関連の動画は、過去にもいくつか紹介してきたが、このように中国料理屋を扱っているものは珍しい。意外だったのは、北朝鮮にもチャジャンミョンがあったことだ。「朝鮮語大辞典」で調べると「짜장면」と出てくる。餃子やマンドゥは、かつて李雪主「同志」が「元帥様」と共にどこかの家庭を訪問したとき、「自分で作った」餃子をお土産として持参し、その家の夫人に作り方を伝授したという「愛の逸話」があるぐらいなので、北朝鮮でもまあ普通に食されている食べ物だと思っていたが、チャジャンミョンを麺作りから見せていく動画は初めて見た。

    チャジャンの色合いなどは、韓国のチャジャンと変わらないが、一度食べてみたいものである。

    日本語字幕付き。

    Source: 「朝鮮の今日」、2017/01/25

    「朝鮮中央放送」の3220KHzでの謎の変調電信、<追記2>3222KHzに本体がいた (2017年1月24日 「朝鮮中央放送」)

    <追記2>
    今夜も電信が聞こえている。今夜は、3222KHzにA1の本体が聞こえている。どうやら3220KHzにいる「朝鮮中央放送」のキャリアとうまく重なり合い、3222KHzにいるA1がAMモードにしてもA2のように聞こえているだけのようだ。
    *****************

    24日夜、何となく短波を受信していた。例によって、HMAは3154KHzで電源電圧が不安定なようなピューピューとした音を出しながら、高速で乱数を送信していた。

    冬なのでローバンドの調子が良く、3MHz帯以下で色々な電波が聞こえている。放送は、朝鮮、韓国、中国ぐらいしか聞こえないのだが、謎の電信はたくさん聞こえておもしろかった。

    中でも、「朝鮮中央放送」が咸興送信機(5KW)を使って送信している3220KHzでは、珍しい「変調電信(A2)」らしきものが聞こえた。詳細は、YouTubeの動画の字幕に入れてあるが、受信機を電信モードにするとビート音になってしまい聞こえない電信が、AMモードにするときちんと聞こえる。また、A1であれば、周波数を動かすとトーンが変わるのだが、それも変化しない(A2なので当然であるが)。

    3220KHzは、色々な局が使っている周波数なので、必ずしも「朝鮮中央放送」とは限らないが、拙宅のアンテナの性能からすると、そんなに遠方の局は聞こえないはずなので、やはり「朝鮮中央放送」だと思う。

    「朝鮮中央放送」だとすると、咸興送信機(5KW)を使ってモールスコードで乱数を送信しているということになるのだが、なんともおもしろい。「平壌放送」の「探査隊員」向けの音声による「乱数放送」よりもリアルな感じがする。しかも、途中で「K(受信しますどうぞ)」を発信して、しばらく受信状態に入っているようなので、別の周波数に相手局がいるのかもしれない。

    しばらく、この周波数には注目する必要があるのかもしれない。


    Source: KCBS?, 23JST頃 2017/01/24 3220KHz
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    <追記>
    「変調電信」について検索していたら、「米国陸軍航空隊用無線装置SCR-183/283」という古い米軍用通信機に関する記事があった。

    横浜旧軍無線通信資料館、http://www.yokohamaradiomuseum.com/

    灯台下暗しとはまさにこのことで、日帰りで行ける距離にこんな博物館があるとは知らなかった。近日中に行ってみたいと思う。

    その中にある上記の米軍無線装置の資料が興味深い。送信は、A1、A2、A3に対応しているが、受信側はA1は受信できないと書いてある。これを読みながら、「朝鮮中央放送」がA2電文を送っている理由が推測できた。つまり、電文を受信しているのは、専用の通信機ではなく、普通のAMラジオだとすると、A1は復調できない。しかし、A2であれば普通に受信できる。モールス受信のトレーニングを受けた工作員であれば、怪しまれないように通常のAM短波ラジオを所持しているだけで、モールスによる電文を受信することができる。

    こう考えれば、敢えてA2を使う意味はありそうだ。
    ********************

    その後、3000KHz付近を聞いていたら、USBで航空無線の洋上管制が聞こえた。初めて聞いたが、VHFの管制とはひと味違う感じでおもしろかった。

    「偉大な領導民族史的大勝利 2016年の英雄的な闘争史を伝える」:「火星-10」発射、SLBM水中発射動画公開、咸鏡北部水害動画も (2017年1月24日 「朝鮮中央TV」)

    24日、「朝鮮中央TV」で放送された「朝鮮記録映画」。飛ばしながら見ているだけであるが、取りあえず、これまでは静止画だけの公開であったはずの「火星-10」の動画による発射シーンとSLBMが水中で潜水艦から発射されるシーンが収録されている。

    「火星-10」が公開されたとき、どのように表現されていたか追って確認するが、「中長距離戦略弾道ロケット」と呼んでいる。

    日本語字幕付き。「元帥様」大喜びの様子も見物。

    Source: KCTV, 2017/01/24

    また、この記録映画では「咸鏡北道北部水害」の様子を紹介する動画や静止画も見せている。こちらは追って。

    トランプの大統領就任演説:「元帥様」との共通点、対北朝鮮政策は? (2017年1月21日)

    トランプ親米国大統領の就任演説を聞いていて思ったことを書いておく。「元帥様」の「2016新年の辞」に繋がる部分もあって、おもしろい。

    **************
    「数十年間にわたり、我々はアメリカの産業を犠牲にしながら、他国の産業を豊かにしてきた。自国の軍を消耗させる一方で、他国の軍隊に補助金を与えてきた。自国の国境を守ることを拒否しながら、他国の国境を守ってきた。そして、アメリカの産業が荒廃、衰退する一方で、何兆ドルもの金を海外で費やした」
    For many decades, we’ve enriched foreign industry at the expense of American industry;
    Subsidized the armies of other countries while allowing for the very sad depletion of our military;
    We've defended other nation’s borders while refusing to defend our own;
    And spent trillions of dollars overseas while America's infrastructure has fallen into disrepair and decay.

    「アメリカを犠牲」にさせた当事者は、日韓も該当している。この文脈からすると日本や韓国など、「他国の国境を守る」ことが「アメリカの労働者やアメリカの家族の利益」になるとは考えていないだけではなく、守ってやっている間に自分たち(日韓)だけ豊かになり、その反動で米国の産業が崩壊したと言っているように聞こえる。
    **************

    **************
    「この時点から、アメリカ第一だ。貿易、税金、移民、外交に関する全ての決定は、アメリカの労働者とアメリカの家族の利益のためになされることになる。」
    From this moment on, it’s going to be America First.
    Every decision on trade, on taxes, on immigration, on foreign affairs, will be made to benefit American workers and American families.

    「アメリカの労働者とアメリカの家族の利益」になるのであれば、北朝鮮問題などどうでもよいというスタンスなのかどうか。それと関連して、北朝鮮の核・ミサイルが「アメリカの労働者とアメリカの家族」の利益に相反するものと考えているのかどうか。
    ***************

    「我々は単純なルールに従う。アメリカの製品を買い、アメリカ人を雇用する」
    We will follow two simple rules: Buy American and Hire American.

    若干文脈は違うが、北朝鮮の「自立的民族経済」あるいは「自力自強」に繋がる部分がある。

    **************

    「我々は、世界各国との友好親善に努める。しかし、それは自国の利益を第一に考えるという権利があるという理解の上に立つものでなければならない。」
    We will seek friendship and goodwill with the nations of the world – but we do so with the understanding that it is the right of all nations to put their own interests first.

    彼が、日本や韓国の安全をコストとベネフィットの観点から「自国の利益」と判断するのかどうか。上の演説の流れからすると、コストが過大でベネフィットは過小と考えているような感じがする。しからば、いかにしてコストを削減し、ベネフィットを最大化するか。ビジネスマンであれば考えるであろう。

    *************
    「我々は、我々の生き方を他人に押しつけない。しかし、自らがお手本となり輝き、他者がそれに続くようにする。」
    We do not seek to impose our way of life on anyone, but rather to let it shine as an example for everyone to follow.

    これは、「元帥様」にとっては嬉しい言葉かもしれない。つまり、これまでの米国のように、米国式「民主主義」を他国に押しつけず、北朝鮮の「我々式民主主義」も認めると言っているようにもとれるからである。米国は冷戦で勝利した後、米国式「民主主義」を普遍化することで、それを拡散することに努めてきた。それが米国の正義であり義務と考えていたのであろう。しかし、そのためには膨大なコストが必要となった。トランプは、そのコストは不要であり、米国に影響がない限り、「我々式民主主義」であれなんであれ、勝手にやらせておくというスタンスのような気がする。そうであれば、北朝鮮の「我々式民主主義」を認め、米国の利益にとって潜在的脅威となる北朝鮮の核・ミサイル廃棄(あるいは一部廃棄)と交換に「平和条約締結」という方向に進むことも考えられる。もちろん、その潜在的脅威を除去するために軍事オプションを使う可能性もあるが、コストという点からすれば、軍事オプションは明らかに不利であることは明白である。北朝鮮も「平和条約」が締結され政権の安全が保障されれば、「輝くアメリカ」に続くのかもしれない。

    ****************

    「我々は古い同盟関係を強化し、新たな同盟関係を構築する。そして、文明世界が一丸となってイスラム過激主義のテロに対峙し、それをこの地球上から完全に撲滅する。」
    We will reinforce old alliances and form new ones – and unite the civilized world against Radical Islamic Terrorism, which we will eradicate completely from the face of the Earth.

    「古い同盟関係の強化」は、既存の同盟関係の中で米国のコミットメントを増強しながら強化するのではなく、米国のコミットメントを減らしつつ「強化」し、「新たな同盟関係」へと転換させていくと言っているのであろう。選挙戦の最中から言ってきたことであるが、日韓のような同盟国に対しては、応分の負担を求めてくると思う。

    「イスラム過激主義のテロ」は、当面、ISが標的となるのであろうが、具体的にどのような方法で「撲滅」しようとしているのかは見えてこない。「アメリカ第一主義」からすれば、「地球上」というよりも「アメリカの地」に侵入しないようなことを念頭に置いているのかもしれない。
    ******************

    「聖書には、『神の人々がひとつになって暮らすのは、なんて善い、心地良いことでしょう』と書かれている」
    The Bible tells us, “how good and pleasant it is when God’s people live together in unity.”

    北朝鮮式に言うと、「金日成民族(神の人々)が、一心団結(ひとつになって)して、和気藹々(和睦하게)と暮らすのは・・・」となるのであろう。

    ******************

    「我々は、口先だけで行動をしない政治家、つまり文句ばかり言って、何も解決しようとしない政治家は受け入れない。」
    We will no longer accept politicians who are all talk and no action – constantly complaining but never doing anything about it.

    なんと、「元帥様」の「2016新年の辞」を引用したような文言である。否、「元帥様」は常々口先ばかりの幹部を叱責してきたが、今年はさらに踏み込んで自省している。

    「いつも気持ちばかりで、能力が伴わずに悔しさと自責の中で昨年1年を送りましたが、今年は、さらに奮発し全身全霊、人民のためにさらに良いことをする決心を固くしています」
    언제나 늘 마음뿐이였고 능력이 따라서지 못하는 안타까움과 자책속에 지난 한해를 보냈는데 올해에는 더욱 분발하고 전심전력하여 인민을 위해 더 많은 일을 찾아할 결심을 가다듬게 됩니다.

    そして、少し上に戻るが、
    「この動きの中心には重大な確信があります。それは、国家は市民に奉仕するということです。」
    At the center of this movement is a crucial conviction: that a nation exists to serve its citizens.

    と言っており、

    「元帥様」も「2016新年の辞」で「(私は、)人民を忠実に支えていく人民の真の忠僕、忠実な小間使いとなることを新年のこの朝、厳粛に約束いたします。」
    우리 인민을 충직하게 받들어나가는 인민의 참된 충복, 충실한 심부름군이 될것을 새해의 이 아침에 엄숙히 맹약하는바입니다.

    と言っている。

    *******************

    演説の最終部分で、

    「共に、我々はアメリカを再び強くします。」
    Together, We Will Make America Strong Again.
    「我々はアメリカ再び豊かにします。」
    We Will Make America Wealthy Again.
    「我々は、アメリカを再び誇れるようにします。」
    We Will Make America Proud Again.
    「我々は、再びアメリカを安全にします。」
    We Will Make America Safe Again.

    と締めくくっている。

    「元帥様」の「2016新年の辞」では、

    「偉大な金日成-金正日主義が前途を照らし、党の周りに固く団結し、一心団結の威力がある限り、我々の勝利は確定的です。」
    위대한 김일성-김정일주의가 앞길을 밝혀주고 당의 두리에 천만군민이 굳게 뭉친 일심단결의 위력이 있는 한 우리의 승리는 확정적입니다.
    「皆、朝鮮労働党第7回大会が展開した社会主義強国建設の明るい設計図に従い、光明なる未来に向かい力強く進軍しましょう。」
    모두다 조선로동당 제7차대회가 펼친 사회주의강국건설의 휘황한 설계도를 따라 광명한 미래를 향하여 힘차게 진군해나아갑시다.

    と締めくくっている。言葉はだいぶ異なるが、言っていることは同じような気がする。

    The White House, The Inaugural Address, Remarks of President Donald J. Trump – As Prepared for Delivery Inaugural Address, Friday, January 20, 2017, https://www.whitehouse.gov/inaugural-address

    「21号探査隊員向け乱数放送」:27号探査隊員は任務終了、次回の朝鮮食堂探査任務は「21号探査隊員」が遂行 (2017年1月22日 「平壌放送」)

    21日23時45分(PST)から、「21号探査隊員」向けの「物理学基礎復習課題」が放送された。平壌時間の土曜日夜23時45分からの放送になり、インターバルは過去の放送同様、2週間おきとなっているようだ。

    今回の放送は、23時40分(PST)頃から聞き始めたが、まず『故郷の春』が流されていた。いかにも、南朝鮮を意識した選曲である。探査隊員も「27号探査隊員」から「21号探査隊員」に変更されている。今後、朝鮮食堂探査は、「21号探査隊員」の任務となったと了解した。

    「27号探査隊員」向けの放送との違いは、ページに続いて読み上げられる数字に「番」があるものとないものが混在している点である。フェージングにより聞こえないだけかと思ったが、伝播状態良いときでも「番」は言っていないようである。また、フェージングの影響かもしれないが、ページのみで数字が読み上がられないケースが1回あった。

    また、過去の放送では、「復習課題」が繰り返されていたが、今回は1度だけの読み上げとなっている。そもそも、「南朝鮮傀儡共」に対するブラフだけなら数字が伝わろうが伝わらなかろうが関係ないので、1回だけで充分ということになろうが、「番」を外すなど、微妙な変更で心理的陽動作戦に出ているのかもしれない。

    今回は、受信状態が最も良かった657KHzで受信したが、フェージングを考慮すれば、3MHz帯の放送と並行受信した方が良いのかもしれない。

    『故郷の春』から乱数放送後に流れた曲名不詳(曲名help!)の音楽まで。

    Source: 「平壌放送」、2017/01/22 0015JST~, 657KHz

    <追記>
    数字の読み上げが始まる部分から、急に別の放送の音声のようなものが混入してくる。マイクレベルの関係で、音楽放送の時は聞こえていなかっただけかもしれないが、男性の声で雰囲気的には北朝鮮の男性放送員のように聞こえる。これも、複数の周波数で同時受信していれば、高周波での他局の混信(あるいはジャミング)なのか、「平壌放送」の低周波ラインへの混入(場合によっては意図的な)なのか分かるが、今回はそれをしていないので原因は不明である。アナウンスが終わる頃にはこの男性の声は聞こえなくなっている。

    <追記2>
    コメントでのご指摘を受け、聞き直した。

    結果、「番」は全てに付けられているようだ。また、「繰り返しはない」というのは間違いで、「41ページ」としていた部分が、「再び読み上げます」というアナウンスの聞き間違いであった。

    こうなると、対象と科目が変更されただけで、形式上の変更はないようだ。「27号探査隊員」向け放送が1月にもあったというご指摘も頂いているが、これについてはコメントを下さった方からの追加情報待ちである。

    「敬愛する最高領導者金正恩同志が人民軍隊の諸事業を現地で指導された-2016.12」:「元帥様」の足の調子が良かったり悪かったり、朴槿恵人形は出てこず、戦闘飛行士競技、水産事業所で頭を何回も下げる元帥様、夜間襲撃戦闘訓練はカルマ飛行場で (2017年12月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日、「朝鮮中央TV」で放送された「朝鮮記録映画」。タイトルに書いた点に注目。

    カルマ飛行場の格納庫。
    20170121 karumabig1
    Source: Google Earth

    20170121kalmasmall1.jpg
    Source: Google Earth

    足の調子だけではなく、飛行機がたくさん飛び、李雪主「同志」も久々に登場、水産部門で頭をペコペコする謙虚な「元帥様」、ISのように民生用四駆に共和国旗を掲げて青瓦台から撤退する人民軍・・・なかなか面白い動画である。

    日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/01/20

    「元帥様」称賛ソングのスペシャル番組放送中 (2017年1月21日 「朝鮮中央TV」)

    21日、「元帥様」称賛ソングを繋げて「元帥様」を持ち上げる番組が放送されているようだ。朝からの放送ということを見落としており、少し前から見出した。

    「親日売国行為が生み出した屈辱と恥辱」:「朝鮮中央TV」で初めての詳細解説、日本と「傀儡一味」をまとめて断罪 (2017年1月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日、「朝鮮中央TV」で、釜山の日本総領事館前に建てられた「性奴隷少女像」に関する解説番組が放送された。uriminzokkiriには、1月上旬からこの問題に関する動画などが掲載されているが、朝鮮国内向けの放送で詳しく紹介されたのはこれが初めてである。20日付けの『労働新聞』にも「親分の代弁人の役割をする親日逆賊(상전의 대변인노릇을 하는 친일역적)」という、釜山の「少女像」関連の記事が掲載されているので、これを受けてのテレビ番組であろう。

    北朝鮮の報道を見ていると、自国と直接的に関連する事項、例えば安保理制裁決議などについては、とてもタイムリーに反応をするが、直接的に関係ない問題、例えば今回の「少女像」問題については、少し様子を眺めてから国内向けに報道する傾向がある。

    ともあれ、かなりパワフルな解説番組なので、日本語字幕を付けてアップロードしておいた。

    Source: KCTV, 2017/01/20

    「進退きわまった植物『政権』」: uriminzokkiri-TVにアップロードされた慰安婦像関連動画、オリジナル日本語字幕 (2017年1月21日 「uriminzokkiri-TV」)

    21日、uriminzokkiri-TVに慰安婦像関連の動画がアップロードされた。この動画は、1月15日に朝鮮語バージョンがアップロードされ、続いての日本語バージョンである。過去記事でも、オリジナル日本語字幕付き動画を紹介してきたが、やはりこの動画は日本に見せたいということで、まず日本語を付けて出した。

    タイトルもuriminzokkiri-TVのママであるが、私なら「絶体絶命の植物『政権』」とでもしたと思う。


    Source: uriminzokkiri-TV, 2017/01/21

    昨夜も「朝鮮中央TV」で慰安婦像関連番組を放送しているので、世の中の流れ(日韓の流れ)から少し遅れて、慰安婦像問題に注目し始めたようだ。

    「表彰」放送中 (2017年1月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日、「日本軍性奴隷」関連の解説番組を見ていたら、「<テレビドラマ>表彰」が始まった。これ、YouTubeに日本語字幕を付けてアップロードしてあるドラマだが、なかなかよい。


    Source: 2017/01/20 放送中

    「日本軍性奴隷」解説番組は、追って、日本語字幕を付ける予定。

    「元帥様」:足の調子悪そう (2017年1月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日、「元帥様」の2016年12月の軍事部門「現地指導」記録映画を放送しているが、足の調子が悪そう。

    期待していた朴槿恵人形を引きずり出す場面は出なかった。

    Google Earthで見た「平壌民俗村の誕生と死」 (2017年1月19日)

    既に何回か記事にした「平壌民俗村」であるが、Google Earthの写真を繋ぎ合わせて動画にしてみた。「将軍様」時代に建設が始まり、「元帥様」時代になってから急ピッチで建設が進んだものの、僅か数年で取り壊されてしまった「平壌民俗村」のストーリー。

    「オオタカ1号機」専用格納庫か、平壌空港付設施設 (2017年1月19日)

    引き続き、Google Earthを眺めていた。平壌空港がどうなったのかとみていたら、滑走路の西側に新設されたと思われる建物があった。2014年には農地だった場所に、2016年に新設したようだ。

    2014年9月の写真。ポツンと1機、旅客機がいるだけ。
    20170119 pygap 201409
    Source: Google Earth

    2016年3月の写真。建設中か。
    20170119 pyongyanagap 201603

    2016年10月の写真
    20170119pyongyangap1.jpg
    Source: Google Earth

    2016年10月、新施設を拡大。
    20170119pyongyangap2.jpg
    Source: Google Earth

    滑走路とは直結しているが、格納庫と思われる建物がある場所の入り口にはゲートのような物が設置されており、入り口は大変狭いように見える。格納庫は3つあり、「オオタカ1号機」他、政府専用機が格納されているのかもしれない。理由は不明ながら、格納庫の横にはサッカー競技場があり、その下(写真で)には大きな建物がある。「元帥様」が「オオタカ1号機」に搭乗する際の待合室なのかもしれない。

    「中央動物園」には、上空から見ても亀がいた、鳥の翼も、リョミョン通り建設現場 (2017年1月19日)

    19日、Google Earthでソウルの街並みを見たついでに、平壌の街並みも見ていた。そうしたら、「中央動物園」に亀がいた。建物の正面から見た亀などがいる「は虫類舎」の写真は、「朝鮮中央TV」など北朝鮮メディアでもしばしば紹介されているが、上空から見ても亀がいたのでたまげてしまった。この辺り、北朝鮮のやることは徹底している。さらに、その横には鳥の翼のようなものがあるので、こちらは「鳥類舎」なのであろう。

    20170119 central zoo pyongyang turtle
    Source: Google Earth

    ついでに、リョミョン通り建設現場も見た。写真が撮影された日付は、既にリョミョン通り建設を中断し、咸鏡北道水害地域支援しようという「党訴え文」が発表された後なので、建設車両などはほとんど見られないようだ。
    20170119ryomyonkori construction site
    Source: Google Earth

    「蝋燭民心は青瓦台悪女に厳しい懲罰を下すであろう」:ソウルの街並みにボカシ (2017年1月18日 「朝鮮中央TV」)

    18日、「朝鮮中央TV」の「時事対談」番組として、セウォル号沈没1000日を追悼してソウルで行われた大規模な蝋燭示威を紹介しつつ、「朴槿恵逆徒」を非難する番組が放送された。
    20170118 초불민심은 청와대악녀에게 준엄한 징벌을 안기고야말것이다mp4_000001873
    Source: KCTV, 2017/01/18

    ソウルで行われる朴槿恵糾弾デモに関しては、これまでも「時事対談」や「時事解説」番組として放送されてきた。また、「uriminzokkirii-TV」でも、ほぼ連日、朴槿恵糾弾デモの様子を伝えている。

    「朝鮮中央TV」も「uriminzokkiri」も、韓国メディアが伝えた写真を転用しているが、その際、「北韓」の「韓」の文字や太極旗にはボカシを入れている。今回は、ソウルの街並みをどれほど見せているのかという点に注目してみた。というのも、この番組では、ソウルの街並みへのボカシがとても目立ったからである。

    下の写真は、世宗路から光化門方向を撮影したものであるが、左にある2つのビルにボカシが入れてある。写真中央のビルは韓国政府の総合庁舎なのでボカシを入れてある可能性があるが、手前のビルは一般商業施設かオフィスビルのはずである。
    20170118 초불민심은 청와대악녀에게 준엄한 징벌을 안기고야말것이다mp4_000085674
    Source: KCTV, 2017/01/18

    Google Earthのストリートビューで2つのビルを見ると、こんな感じである。
    20170119sogochosha1jpg.jpg
    Source: Google Earth

    光化門から世宗文化会館方向を撮影した下の写真でも韓国政府総合庁舎にはボカシが入れられているので、この建物を意図的に消しているのは間違いない。とはいえ、朝鮮人民が韓国政府総合庁舎がどこにあるのか、また建物の姿形など知っているはずもないので、やはり立派なビルを見せたくなかったのであろう。世宗文化会館は、外見上は平壌にある劇場などと大して変わらないので、自信を持って見せられるということなのかもしれない。
    20170118 초불민심은 청와대악녀에게 준엄한 징벌을 안기고야말것이다mp4_000171013
    Source: KCTV, 2017/01/18

    さらに興味深いのが、光化門を背にして、南方向を撮影した写真である。朝鮮日報ビルなど、「御用報道機関」のビルは写っているが、政府関連の建物はこの中にはないはずである。
    20170118 초불민심은 청와대악녀에게 준엄한 징벌을 안기고야말것이다mp4_000117053
    Source: KCTV, 2017/01/18

    同じアングルで撮影されている写真が韓国の『NEWSIS』にあった。背景には、明かりが灯ったビルがたくさん写っており、「暗黒の地、南朝鮮」のイメージとはかけ離れている。
    NISI20170107_0012560669_web.jpg
    Source: 『NEWSIS』、http://www.newsis.com/view/?id=NISX20170107_0014626277

    一方、対外向けの「uriminzokkiri-TV」に11日に掲載された同じ蝋燭示威を紹介する動画で使われている映像では、ボカシは入れてあるものの、「朝鮮中央TV」よりもソウルの街並みを見せている。下の写真は、上の写真同様、光化門を背にして南方向を撮影している。たくさんのビルが写っているが、ボカシは入れられていない。朝鮮人民が見られないuriminzokkiri-TVではっきり見せておきながら、「朝鮮中央TV」ではボカシを入れていることからすると、やはりソウルの発展した街並みを朝鮮人民には見せたくないという意図でボカシを入れていることが分かる。
    20170111 《박근혜는 내려오고 호는 올라오라》 -《세월》호참사 1000일을 맞아 11차 초불집회 진행- 외 1건mp4_000018410
    Source: uriminzokkiri, 2017/01/11

    「傀儡逆徒アマ」が居座る「米国の植民地、南朝鮮」とはいえ、北朝鮮よりも遙かに経済が発展しているという事実はどうにも隠すしかないのであろう。見せるなら、「傀儡<政府>総合庁舎」前に「米帝大使館」がどんと構えて監視しているということなのかもしれないが。
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「副部長同志」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

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