「好評な朝鮮の製品」:第12回秋期平壌国際商品展覧会、カラオケセット(欲しい!)、発電機の周波数は50Hz (2016年9月10日 「朝鮮中央通信」)

    10日、「朝鮮中央通信」に、9月5日から8日まで開催された「第12回秋期平壌国際商品展覧会」の様子を紹介する動画が掲載されていた。

    会場に掲げられた看板「第12回秋期平壌国際商品展覧会」
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    まず注目すべきは、「楽園技術交流社」が出品した「デジタル・LED・テレビ」。「山が邪魔する、海が邪魔する・・・製品は、電波をよく掴むことができない環境でも、いつでも画像を保障するデジタル技術を導入した新たな形のテレビです」、「鮮明な画面が出る」と書かれている。「交流社」という社名からすると、中国と技術提携をしている企業なのかもしれない。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    次に出てくるのが三輪車。類似した車種は、2014年の羅先国際商品展覧会にも出品されていたが、中国の業者が持ち込んだ製品のようだった。今回は、荷台に「ルンラ島(イルカ館などがある大同江の中州)」と書かれているので、北朝鮮製なのかもしれない。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    銀製品や化粧品も出てくるが飛ばして、やはり紹介したいのが、「ハナ電子貿易会社」の「画面歌伴奏機(カラオケマシン)」である。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    特に、「画面伴奏機能を持った新型のDVD録画機」は、DVDプレーヤー、カラオケマシン、DVDレコーダーの3機能を持った、北朝鮮の家電製品としては凄い機種だと思う。「録画」をボールドにしたが、過去記事にも書いた「マンバン」同様、北朝鮮のテレビ番組も「録画」するに値するような番組が増えてきているのかもしれない。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    ワイアレスマイク2本がセットになっているようだ。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    革製品などの紹介もあるが飛ばし、次に紹介するのが「石炭ガス発生及び発電システム」である。説明には、「この設備は、電気が不足した地域に分散配置し、電気を生産できる新たな形態の発電装置だ」と書かれている。発電量は「50~1000KW」。「基本原理」として「無煙炭を利用したガス化をXX(反射で読めない)して得た石炭ガスを精製した後、それを燃焼し発電機を回して電気を生産する。生産された電気は、低電圧で供給され、自動的に必要な電圧を保障」、「会社は、国際、国内石炭ガス化技術を導入し、性能が先進的で、投資が少ない我々式の新たな安全性が保証された環境保護的な石炭ガス発生及び発電システムを製作した」と書かれている。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    「燃料利用条件と技術的特性」を見ると、「出力130kW、出力電圧380V/220V、周波数50Hz」と書かれている。過去記事に「朝鮮の声」放送の切れ目で聞こえるハム音について書いたが、それは50Hzであった。北朝鮮の交流周波数は60Hzと言われているので、その違いがどこから来ているのか不明だと書いたのだが、この発電機では50Hzを採用している。この辺り、中国とロシアの交流周波数が50Hzなので、それに合わせたか、中国の発電機をそのまま組み込んだのかもしれない。だとすると、一般的に言われている北朝鮮の交流周波数がなぜ60Hzなのか不思議である。韓国も60Hzであるが、植民地時代に持ち込まれた日本の発電機の名残なのか、はたまた米軍が持ち込んだ発電機の名残なのか、この辺りはよく分からない。
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    Source: KCNA, 2016/09/10

    日本語字幕付き。

    Source: KCNA, 2016/9/10

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    オート三輪

     懐かしい、「オート三輪」、かって日本でも小型トラックは、オート三輪でした。ダイハツ・マツダ・三菱の前身などが、出していました。規格の関係でしょうが、長物が積めて、重宝されていたと記憶しています。(勿論、積載オーバーで)
     当初のころの、オート三輪は、バイクと同じで、エンジン後部に跨り、バーハンドルでした。四輪と同じエンジンの横に座席ができ、円形のハンドルになったときは、斬新な思いでした。
     現在でも、アジアでは、製造・使用されているということは、アジアの自動車産業の発展過程かもしれません。

    Re: オート三輪

    コメントありがとうございます。「オート三輪」ですが、私が子供の頃は、これに野菜や果物を積んで移動販売に来ていました。当時、このトラックに乗ったことはないのですが、中国東北部の小さな市(名前を失念)で、三輪タクシーに乗車しました。それは、円形ハンドルでしたが、日本の軽自動車よりも小さく、何とも不思議な乗り心地でした。回転半径が小さく、自転車のように簡単にUターンしていました。

    >  懐かしい、「オート三輪」、かって日本でも小型トラックは、オート三輪でした。ダイハツ・マツダ・三菱の前身などが、出していました。規格の関係でしょうが、長物が積めて、重宝されていたと記憶しています。(勿論、積載オーバーで)
    >  当初のころの、オート三輪は、バイクと同じで、エンジン後部に跨り、バーハンドルでした。四輪と同じエンジンの横に座席ができ、円形のハンドルになったときは、斬新な思いでした。
    >  現在でも、アジアでは、製造・使用されているということは、アジアの自動車産業の発展過程かもしれません。
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    Author:川口智彦
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    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)
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