「朝鮮外務省駐朝諸国外交代表のための情勢通報会開催」:核弾頭爆発実験と咸鏡北道大洪水をまとめて通報、被害復旧に協力を要請、ふてぶてしいが早期援助要請は評価 (2016年9月14日 「朝鮮中央通信」)

    14日、「朝鮮中央通信」が「朝鮮外務省」が外交ミッションに対する「情勢通報会」を開催したと報じた。説明会に参加したのは、モンゴル、ベトナム、ラオス、インドネシア、インドの特命全権大使とカンボジア、マレイシア、イラン、パキスタンの臨時代理大使。

    情勢は2つあり、一つは「核弾頭爆発実験」、もう一つは、「咸鏡北道北部地域被害」である。

    「核弾頭爆発試験」については、基本的に「核武器研究所声明」の内容を述べ、「共和国は、今後も核武装を絶対に手放さないし、米国の対朝鮮敵対視政策を根源的に終息させるための国家核武力の質量的強化は、今後も続くと強調」した上で、「アジア諸国は、朝鮮半島緊張激化の根源がどこにあるのかを正しく認識し、朝鮮半島問題における公正性と中立性を徹底しても守らなければならない」と述べた。

    「咸鏡北道北部大洪水被害」については、被害の状況について「具体的に通報」し、「共和国政府がリョミョン通り建設をはじめとした重要対象建設を全部中断し、全ての人的、物的、技術的潜在力を被害復旧戦闘に総動員している」とした上で、 「永い親善協力関係があるアジア諸国が、咸鏡北道北部で発生した大洪水被害復旧事業に積極的に協力してくれることを訴えた。」

    今回の説明会で、「自主権と生存権、発展権守護のための自衛的核抑止力を強化することについて(各国大使に)理解してもらう契機となり」、咸鏡北道洪水被害については「(各国大使が)緊急人道主義支援を最短の時間内に提供することを自国政府に建議し、支援実現のために積極的に努力する意思を表明」したという。

    核実験を正当化しつつ、洪水復旧支援を要請するというのは、ある意味、ふてぶてしいとも言えるが、体面に拘らず早期の「支援要請」をきちんとしていることはよいことだと思う。

    「実験成功」での盛り上がりが欠け、「元帥様」の直接的な称賛と被称賛がないのは、このような国内事情と国際的に少しでもふてぶてしい印象を与えないようにするためではないだろうか。

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