「身の程知らずの分不相応の行い」:「トランプ政権が我々に接近姿勢」、「我々は米国と清算することが多い」 (2017年5月13日 「朝鮮中央通信」)

    13日、「朝鮮中央通信」に「身の程知らずの分不相応な行い」という記事が掲載された。記事の主題は、米国と北朝鮮の接触に南朝鮮傀儡保守一味(つまり、旧政権)が口出しをしていると言うものであるが、その中に北朝鮮の対米認識と現状が含まれており興味深い。

    記事は冒頭で、

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    最近、南朝鮮傀儡保守一味は、米国のトランプ政権が、我々に接近する姿勢を見せていることについて、極度の不安を隠せずにいる。
    최근 남조선괴뢰보수패당은 미국의 트럼프행정부가 우리에게 접근할 자세를 보이는데 대해 극도의 불안한 기색을 감추지 못하고있다.
    **********

    と書いている。既に政権から去った「南朝鮮傀儡保守一味」が「極度の不安」を感じているのかはさておき、北朝鮮が「トランプ政権が、我々に接近する姿勢を見せている」という認識を示していることは重要である。

    さらに、

    ************
    我々は、朝鮮半島と民族の運命に関し、米国と清算することが多い。
    우리는 조선반도의 평화와 민족의 운명과 관련하여 미국과 회계할것이 많다.
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    とも述べている。上では「清算」と訳したが、朝鮮語では「清算」は別の語彙としてあるので、漢字語をそのまま表記すれば「会計」となる。urimnzokkiriの朝鮮語大辞典で調べると、「会計」の5つ目の意味として、「『過去の過ちを責める言葉』をなぞらえる言葉 (《지난날의 잘못을 따지는것》을 비겨 이르는 말)」と書かれているので、北朝鮮側が米国の「過去の過ちを責める」という意味で、「清算」と訳しておいた。

    ともあれ、これまでのように「不倶戴天の敵米帝を、核宝剣で粉砕する」のではなく、対話で「会計」すると言っているので、やはり北朝鮮側にも「姿勢」の変化が見えている。

    제 푼수도 모르는 주제넘은짓

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