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    文在寅平壌・白頭山訪問コメントに対して (2018年9月21日)

    文在寅・白頭山訪問に関するコメントをたくさん頂いている。記事にしたいようなコメントもあるので、記事の中でお返事を書いておく。

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    財閥同行
     SK・サムソン・LG・現代・・・・・同行大企業のトップ連がすごいですね。韓国の報道では、北の要請と言っていますが、
    元帥サマの「焦り」と見てしまいますが、どうでしょうか?
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    「北の要請」という韓国メディアの報道は間違いであると、青瓦台が確認しています。「元帥サマの焦り」というよりも、記事にも書いたように、文在寅が「経済協力の準備」を見せるために同行させたのでしょう。政権と財閥が一つになって北朝鮮と経済協力をして行くとを示すためなのですが、私が一番注目していたのはサムソン副会長の訪朝です。彼は、文在寅政権になってから、朴槿恵政権時代の「悪事」でずいぶん叩かれ、文在寅政権に対しては内心穏やかではなかったはずです。訪朝の初めの方では、あまり乗り気の様子はないように見えたのですが、白頭山ではずいぶん嬉しそうな顔をしていました。経済政策で叩かれている文在寅ですが、内政的にも今回の訪朝で同行させた財閥領袖との関係が良くなったのではないかと思います。「非核化」が進展し、「経済制裁」が部分的に解除されていけば、韓国企業が入り込む余地は充分にあり、ビジネスチャンスに鋭い韓国財閥の領袖達は、今回の訪朝でそれをしっかりと見極めてきたのではないかと思います。韓国報道でも北朝鮮報道でも、文在寅と「元帥様」の活躍が大きすぎて、そればかりクローズアップされていましたが、文在寅のみならず、「元帥様」も財閥領袖にはしっかりと注目をしていたはずです。文在寅は帰国後のブリーフィングで、「元帥様」の「早く非核化をして、経済を発展させたい」という発言を紹介していますが、本心だと思いますし、「新たな戦略的路線」から外れた発言でもありません。今後どのような流れになるのかは別として、「核・ミサイル」を開発しなければ、このような流れにならなかったのもまた事実です。トランプが言う「明るい未来」がある前提には、北朝鮮が「核・ミサイル」を開発したことがあるのは間違いありません。「核・ミサイル」がなければ、せいぜい人権問題で叩かれ続け、先制攻撃こそなくても、制裁を受け続けながら生きていくしかなかったはずです。社会主義が完全勝利した、中国やベトナムのような「改革開放」はできないのだし。昨日、白頭山の「元帥様」を見ていて、朝鮮人民ではありませんが、もしかするとこの若者は本当に「偉人」ではないのかと思いましたよ。

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    先生、お世話になります。
    今朝7時の《朝鮮の声》日本語放送のニュースでも、同じ内容でした。
    もしかしたら、アナウンサー、早朝勤務だったかも…。
    先ほど、NHKテレビで平壌到着を中継してました。
    北ペースですね。
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    韓国メディア(『聯合ニュースTV』)が動画を流し始めてからは、ほとんど北朝鮮の「音声放送」は聞いていません(と言うか、その余裕はありませんでした)。今回、北朝鮮は「生放送」を約束したのですが、結果として「生放送」されたのは、平壌国際空港到着シーンと「9月平壌共同宣言」の記者会見シーンだけでした。白頭山は中継車が同行できなかったなど、技術的な問題があるとして、平壌からの動画配信に2時間も時間がかかった理由は分かりません。その後、韓国メディアが報じているかも知れませんが、20日15時の最後の青瓦台によるブリーフィングでは、本当の意味での「生放送」ができなかったことについて、理由は明らかにしませんでしたが、報道官は残念そうに話していました。一方、記事にも書きましたが、「朝鮮中央TV」では19日の日程についての画像付きの報道はありませんでした。あまりにも多くのことがあり、編集に苦労しているのでしょう。さらに、韓国メディアが密着取材をしているので、良いところだけを見せればあれこれ言われることも分かっているということも分かっているはずで、その辺りの調整も悩みの種なのだと思います。板門店での経験があるとはいえ、今回の文在寅訪朝は、「朝鮮中央TV」が国際的なメディアの報道合戦に初めて晒される契機となったことも間違いありません。白頭山の天池に入り、気合いを入れて文在寅を撮影していたのがどちらのカメラマンだったのか、恐らくは朝鮮のカメラマンだと思いますが、北朝鮮報道に写真が出てくれば、明らかになると思います。この辺りの映像をどのように出してくるのか、「第1副部長同志」の腕の見せ所なのかもしれません。沿道での花束受け取りシーンは、北朝鮮報道では上手にカットされていましたね(まるで、なかったことのように)。やはり、「第1副部長同志」は、「元帥様」の花束しか受け取らないことになっているのかも知れません。あと、(平壌の)柳京ホテルがライトアップされているシーンも少し見せていましたが、普段の北朝鮮報道では写さないか、真っ暗です。文在寅訪朝用に準備したのかは不明です。

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    北にもランドーレットが!

     市民の前のパレード・百花園迎賓館へは、メルセデスのランドーレットですね。珍しい。元帥サマはメルセデス志向かな?今回は、南の中継があって、準備シーンとか面白いです。また、元帥サマと女史は、仲良くしゃべりながら出迎えにでていました。
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    そうですね、ランドーレットというのでしょうか、あのメルセデスは初めて見ました。もしかすると、習近平訪朝用に準備しておき、文在寅が先に来てしまったので、文在寅用にデビューさせたのではないかと思います。「元帥様」、今一つ乗り慣れていないような様子でした。平壌空港での女史と「元帥様」の出迎えシーンは印象的でした。「女史」が何か「元帥様」に言いましたが、「出てきたわよ」ならまだしも、「さあ、ここからが勝負よ」とでも言ったのなら、女史は「白頭の女将軍」以上に「偉大」ですね。韓国の読唇術専門家のコメントはないのでしょうか。準備シーンについていえば、三池淵空港では、「元帥様」が文在寅と歩いているというのに、後ろの方では係り委員がクルクルとレッドカーペットを巻き上げていました。「朝鮮中央TV」には絶対に写りませんが、ずいぶん素早い片付けだと思って見ていました。

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    白頭山

     移動方法はどうなるのか?と思っていましたが、空路ですか。三池淵空港は、
    B4が離着陸できるんですか~。
    そこから、白頭山頂上までは、元帥のレンジローバーでドライブでしょうか?
    みものですね。
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    結局、文在寅は「空軍2号機」で三池淵空港に着陸しましたね。帰路は、平壌で「空軍1号機」に乗り換えることなく、そのまま「空軍2号機」でソウルに戻ってきました。Google Earthで三池淵空港の滑走路の大凡の長さは測れると思いますが、「空軍1号機」は着陸できないというのが青瓦台の説明でした。「元帥様」、文在寅の飛行機を見て、新型「オオタカ1号」が欲しいと強く思ったことは間違いありません。米国に行くことになれば、また中国機を借りるしかないということになりますが、今回の流れの中では、やはり「オオタカ1号」で乗り込みたいというのが本心だと思います。しかし、第2回目の米朝首脳会談が平壌で行われるのではないかという気もしています。トランプは、今回の文在寅のパフォーマンスを絶対に見ていたはずですし、彼のセンスからすれば、ああいう大歓迎の方が性に合っているはずです。「元帥様」がトランプに対しても文在寅並みの対応をすれば、そのニュースバリューはとても大きなものになるはずです。米国に「元帥様」が行けば、ほぼ間違いなく、アンチ・トランプ集団に加え、アンチ北朝鮮集団が街頭に繰り出してプラカードを掲げてシュプレキコールを挙げることでしょう。ソウルに行く前に「元帥様」は経験しておく必要はあるのですが、トランプとしても嬉しくはないでしょう。車については、下で。

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    どっぷり北ペース!

    革命の聖山、白頭山に行くとは!
    緊張緩和に繋がるなら、OKです。
    元帥サマ、今回、余裕の行動ですね。
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    結果的に白頭山は大正解でした。朝鮮民族の「聖山」ということよりも、私は「革命の聖山」をコメントを下さった方同様に頭に浮かべたのですが、実態としては「朝鮮民族の聖山」が前面に出ていましたね。偉ぶらない「元帥様」の映像は、韓国における「元帥様」の好感度を決定的にアップさせたことは間違いありません(記事にも少し書きましたが)。いろいろと感動的でした。

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    素晴らしい写真です。

    天気にも恵まれて良かったです。
    南北の人たちが等しく、統一を共感出来る日を祈ります!
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    本当に良い写真ですね。真の意味で「歴史的」な写真になることを祈っています。北朝鮮のカメラマンも撮影したことでしょうから、どのような写真を出してくるかが楽しみです。

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    レクサス

     元帥サマ乗車のクルマは、よくわかりませんが、大量の
    レクサスには、驚きです。(やはりメルセデス?)
     ゴンドラに、4人で同乗とは!安全上超問題ありですね。
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    車については下に書きます。ゴンドラですが、これも「歴史的」な無謀とも言えるほど危険な賭です。「火星-15」発射どころではありません。事前に10人ぐらいの「首領決死擁護」人民軍将兵を乗せて充分なテストはしているのでしょうが、それにしても韓国と北朝鮮の指導者が夫婦同伴でゴンドラに乗るところまでは和気藹藹でよいとして、万が一、ロープが切れるなどの事故が起これば全員死亡でしょう。まあ、それほどまでに2人の関係が深まっていたのだとは思いますが、パフォーマンスとしては危険すぎます。北南双方の随行員も「やめるように」というアドバイスはしたと思うのですが、それを受け入れなかった2人なのでしょうね。結果、良かったですが、危険すぎます。

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    白頭山

     白頭山の和気藹々の様子
    →https://www.youtube.com/watch?v=1HYGJYkGvUg
    どうでしょう?
     砂利道では、元帥サマ御一行、レクサスですね。
    残念なのは、対岸は、中国なんです。(まさか、中国側に入って朝鮮側をみている?)まあ、北の宿命でしょう。
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    YouTubeの動画紹介ありがとうございます。これはいいですね、追ってゆっくりと鑑賞します。
    車についてですが、あのレクサスは韓国側から持ち込んだものと、北朝鮮が所有しているものが混在しているような気がしています。対岸が中国になってしまったのは、おじいさんのミスですね。でも、そのお陰でテレ朝の超望遠撮影ができたのだと思います。ドローンの方が良いと思ったのですが、ドローンを飛ばしたら撃ち落とされ、中国当局に逮捕されていたでしょうね。韓国随行員が乗っていたのはトヨタのマイクロバスでした。日本は蚊帳の外ですが、自動車だけは北南交流にずいぶん貢献したことは間違いありません。さすがに経済大国です。


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    南の報道

     有難うございます。調子に乗って、2,3。
     やはり、三池淵はB4(B747)はダメでしたか。
    テント張レストランは、素晴らしい。よほど前から準備したんでしょう。
    ケーブルリフト駅のそばに、日本の現場にあるような、トイレ(白装束!)が数台。まさか元帥サマはつかわないでしょうが。
    市内パレードの先導バイクは?(かっては、BMWでしたが)素人にはわかりません。
     今回、南のマスコミによる報道で、楽しめました。
    元帥サマも、情報公開を利用しての好感度アップがわっかたのでは。(計算通り?)
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

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